古代の言葉はアイヌ語が原点か? | 脳溢血からのゆうき

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お早うございます。


今日はちょっと古事記の話を・・・・。

皆さんもご存知の通り、古事記は日本書記と同様に、わが国で最も古い書物とされています。古事記には序文がついていて、太安万侶(おおのやすまろ)が、ときの天皇元明天皇の命を受けて和銅4年(711年)の9月18日に編纂を開始し翌年の正月28日にそれが成った事が書かれています。

古事記というのは文字通り「フルコトブミ」であります。この古代史は古事記成立後8年の養老4年(720年)に出来た日本通史である日本書記の資料になったとともに、それと色々な意味で対比されます。この古事記、日本書記の編纂は天武天皇の勅命によって造られた書です。

古事記は日本書記と比べて古代史という性格は、歴史書として不十分であるかも知れないけれども、いろいろな点で日本書記より古事記のほうがより正確に日本古代の事を叙述しているところがあります。


何で今日が古事記かというと、昨日ある本に各地の方言の事が出ていました。それでふと古事記を思い出しました。この書には古い日本の言葉が保存されているし、7~8世紀の言葉のみではなく、特に歌謡などには、当時でもすでにその意味が解からなくなっていた言葉が含まれています。

この点においても古事記は万葉集と共に日本古代語の宝庫であり、日本文化の根源を窮めるためにも、古代語の研究には不可欠です。

思想は言葉を離れてはありえない。日本古代の思想の研究は古い言葉の研究なくしてありえないと、国学者の本居宣長は堅く信じていたように、古事記には、万葉集以上に古い日本人の思想が含まれていると・・・・・・・。


日本古来の言葉は九州地方では熊襲言葉!関東以北ではアイヌ言葉です。

ある学者さんが、古代語の殆どがアイヌ語ではないかと・・・・・・・。

それは研究すればするほど、古事記、日本書記、万葉集に出て来る言葉がアイヌ語に共通点があると・・・面白いですよ。

この事の研究が進み、もしも解明されたら古代史も大きく変わりますね。

日本語の元語で色々と解明されていくなんて、考えてみれば古代は紀元前よりこの日本は渡来系の人達が熊襲やアイヌを圧迫して混成民族として日本を支配していったとされています。

古事記の中での目玉である大国主の尊の国譲りの話は、天一族とのやりとりです。長くなりますので・・・・・・。


大国主の尊は、明日又書きます。