今朝は近くの小学校での読み聞かせタイム。
いつもは自転車ですが激しい雨のため車で向かいました

5年生のクラスです。
簡単な手遊びの後に読んだのは
「ええところ」
くすのきしげのり作
ふるしょうようこ絵
自分は何も良いところがないとしょぼんとしているあいちゃんに
そんなことないよってともちゃんが良いところを見つけてくれます。
あいちゃんの良いところがクラスのみんなにも広がる。
あいちゃんは嬉しくて今度はみんなのええところをさがす楽しみを見つけました。
人はいつも自分に自信をなくしてしまいがちですね。
些細なことで落ち込んだり辛くなったり。
私って・・
取柄もない・・
自信喪失・・
だめな人間・・
やってしまった・・・
悩みは尽きない。
そんな時に人の何気ない優しい言葉や励ましに勇気づけられることも多い。
私にも良いところがあるよ。ってね

読み終えて
「みんなも友達の素敵なところをいっぱい見つけてあげてね!」
教室の後方で担任の先生がにこやかに見てくださってました。
若い男性の先生です。
で、みんなに聞いてみる。
「担任の先生のええところを教えてください
」

すると!
「最近子どもが生まれたとこ!」
わぁ
おめでとうございます

「絵が上手なところ!」
わぁ
絵が上手だなんて素敵ですね

先生ものすごーく照れ笑いされていました。
人の良いところを話すときってとても表情が生き生きしています。
大人には大人の、子どもには子どもの人間関係があります。
まずは相手の長所を感じ取る感性が関係を豊かにするのだと信じよう。