絵本の活動を始めて10年になりました。
大人にも子どもにも読ませていただいています。
絵本の読み方って色々ありますね。
他の人の読み方も勉強になります。
情感たっぷりに読む人もいれば淡々と読む人も。
私はどちらかというと淡々と読む方かな。
聞き手の感情を先取りしないように気を付けています。
以前、同じ読み聞かせのボランティアメンバーのママちゃんに読んでもらった。
五味太郎作
「みどりのぼうし」
読んでもらいながら私はとっても気持ちがよくて
ふわふわして
あったかくて
何とも言えない幸せなひとときだった。
時間が経って
物語の内容はどんなだったのか
おぼろげなのに
あのゆったりとした優しい時間。
ママちゃんのおだやかな語りの心地よさが
今も温かく残っている。
絵本を読んでもらうってこんなに気持ちが良いもの?
幸せだなぁ。
先日、彼女にそのことを伝えたら
「わぁ嬉しい」
と
いつものおっとりした笑顔。
私も彼女のように人を幸せにする読み手でありたいな。