今年もすでに音楽コンクールや発表会など司会のご依頼をいただいています。
司会は縁の下の力持ちのような存在です。
仕事なのに良質の音楽に触れられるのは幸せなことです。
音楽といえば徳島県在住の絵本作家、
くすのきしげのりさんの名作があります。
『メロディ だいすきなわたしのピアノ』
この絵本は内容に色んな仕掛けがあります。
表紙の絵もそうです。
連弾している姿ではないのよ(^^)
音楽の記号がこっそり(?)書かれていたりネ。
子どもたちに読んだとき、しっかり聞いてじっくり見てくれました。
ピアノの音色が聴こえてきそうなこの絵本は私も大好きです。
大人の皆さんにも読みました。
すると涙ぐんでる方もいます。
ピアノに限らず大切にしている物には心が宿っていますね。
受け継がれる大切なものってどんなものがありますか?
捨てられないものは?
私の問いかけに、家族の歴史がよみがえった方もいます。
その思い出は温かな記憶と辛い記憶が重なっていました。
一冊の絵本に心が開かれて吐露する。
大丈夫。みんな優しく受け止めているよ。
私のブログでくすのきしげのりさんの本をご紹介する機会は多い。
ゲラゲラ笑えるもの、泣きそうになるもの、何度も読み返すものなど様々です。
多くの方に手にとって読んでいただきたい絵本です。