非常勤でお世話になっている学校は医療系なので、併設されている図書館は専門書が多い。
専門以外にももちろん小説や絵本もありますよ。
懐かしくてお借りしたのは
ダニエル・キイスの
「アルジャーノンに花束を」
もう何十年も前に読んだっけ。
かなり衝撃を受けた記憶がある。
幼児なみの知能しかないチャーリーが
大学の研究者たちの手術によって賢くなりやがて天才へと変貌していく。
知識が増え教授たちより洞察力が深まるチャーリー。
しかし知性と情緒のバランスがうまく取れず苦しむ姿は痛々しい。
高い知能を得たチャーリィがまた元に戻っていく様子は切なすぎて泣いてしまった。
再読もやはり衝撃を受けた。この本は傑作です。