絵の具やクレパスを使うのは何年ぶりだろう。
小学生の頃は絵を描くのが好きだった。
かもしれない。
いつの間にか観るだけになってしまった。
それが最近、必要に迫られて絵具を購入した。
絵本専門士の講座で絵を描くことを課題に与えられ途方に暮れる。
木をじっと見たり眺めたり。
やれやれ。
この木を描けばよいのだけど、はて?
形や色や光りはどのように描けばいいんだ?
たわわに実った柚子が可愛らしい。
これは黄色。うん。確かに黄色。
なめらかな肌とは違う。
黄色にも色々あるのねぇ。
空は青く陽ざしもあたたか。
この柚子の木を描こうとするが
絵心がない自分が可笑しくもあり可哀想でもあるな。
スケッチするというのは、よく見ることなんだな。色は光そのものなんだ。
下書きの上に色を乗せる。
だんだん楽しくなり進めていくけれど。
やれやれ。
画伯にはほど遠い。
それでも描きあげたのは締め切りがあったお陰です。
一応、完成した。ということで。
最近気になって画集をめくっているのが、
木下晋さんの鉛筆画。
木下したさんについてはまた後日に。