お世話になっている医療大学で
本年度後期から新講義が始まります。
「人間関係論」
春にご依頼があり引き受けました。
すでにテキストもいただき準備を始めています。
理学療法士・作業療法士になるべく
学んでいる学生たちへの講義。
社会へ出たら人間関係こそ大切ですね。
私も共に学ぶ気持ちで取り組みます。
今日、講義の日程表が届いたのだけど、
書面の冒頭を拝見して
びっくり!
御机下・・・
めったに使いませんね。
御机下はごきかと読みます。
御机下は個人に尊敬の念をこめてお呼びするときにつける言葉です。
「○○先生 御机下」のように使用し、個人が特定できている場合に使用します。
直訳すると「直接お渡しするのも恐れ多く、机の下に置かせていただきます」
要するに「机の上に置くほど重要な書状ではございません」という意味です。
へりくだった表現で、「読みたい時にお読みいただければ十分でございます」
ということですね。
とくに医療機関で紹介状などドクターへの書状に使われるようです。
私ごときに御机下と表されて
恐縮しきり。
これは医療大学ならではのことでしょう。
あまり使わない表現も
こうして手にすると
またひとつ大人になった気がします(笑)