あの日から一年 空を覆う樹木の枝葉 はるか昔を知り 遠い未来への道標 樹に登ろう ごつごつした木肌に胸を合わせよう 私の震えと 木葉の揺らぎが重なり それは生まれて初めて聴く音楽 初めて奏でる美しい調べ そこに在るもの そこに居るもの 樹に登ろう そして木肌に刻もう 記号や暗号ではなく 意味のある深い言葉 湧きでる音楽は 嵐をおさめ再生を誓うのだ