高見盛関引退 | 希望ある未来へ~山内卓オフィシャルブログ~

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生まれ故郷である八戸市を中心に活動する山内卓(やまのうちたかし)の日々考える事などをUPするブログです。

 昨日、大相撲の千秋楽が終わり、青森県出身の高見盛関が引退を表明しました。

「角界のロボコップ」と異名を取り、土俵を盛り上げていた人気者だけに、寂しさが募ります。


 青森県は非常に相撲が盛んで、意外と身近なところに角界関係者がいたりします。


 私の住む八戸にも春日山部屋の後援会が存在します。親方の奥様が八戸出身ということで、ぜひとも角界発展の為に頑張って欲しいと思いますし、私も応援したいという想いです^^


 私は中学・高校と柔道部でしたが、八戸は格闘技が盛んな街ですから、レスリングや相撲関係者が中学校では柔道部に所属していたりすることがあります。八戸からも八戸桜(~霧の海)という力士がいて、私の1学年下でしたが、新人戦とライオンズ杯の2回、個人戦で(もちろん柔道で)対戦しました(1勝1敗)。


 また、大学1年時にあるパーティーで当時の故・ニ子山親方(初代貴ノ花)とお話させていただく機会があり、「体格いいな、ちょっと俺を持ち上げてみてくれるか?」と言われたので、持ち上げると「おっ力強いな、ウチで相撲取るか(笑)」と言ってくださいました。冗談でも嬉しかったのを覚えています。さすがに大学を中退して角界入りはできませんでしたが、入っていればまた違った人生になっていたことでしょう(笑)Tシャツにサインをいただき、「克己」と書かれたTシャツはしっかりとクローゼットに保管しています。


自分と角界のお話はこれくらいかと思っていましたが、父と話していたらこんな写真を見つけました。↓


希望ある未来へ~山内卓オフィシャルブログ~-鏡里


 写真は曽祖父・山内亮の葬式の一場面でありますが、参列者の最前列にいらっしゃるひときわ大きな方が、青森県初の横綱・鏡里関(当時は立田川親方)です。曽祖父は鏡里関の有力な後援者だったらしく、かなり親しく親交があったそうです。当時9歳だった父・山内正孝が立田川親方の隣の席に座っていますが、親方とその弟子を駅まで迎えに行った時に助手席に乗っていた父が、2人が乗り込んだ瞬間、車がズシンと沈んだことを今でも覚えているそうです。


 高見盛関の引退から少し話が逸れましたが、大相撲はそもそも神事や武道を基とする国技であり、江戸時代から続く日本の伝統的な格闘技であります。高見盛関には今後は親方として、相撲界の信頼回復と更なる発展のために頑張って欲しいと思います。