検査結果 | 乳がんとともに

乳がんとともに

2014年10月 乳がん再発骨転移。残りの人生、乳がんとともに送ることになりました。
病気のこと、日常のことを綴っていきたいと思います。

こんばんは音譜


9日間の帰省で、一人暮らしで減ってた体重を少し超えるくらいの


栄養をたっぷり詰め込んで、月曜日娘は帰って行った


娘の帰省は、やっぱり嬉しいし気持ちにもパリッと張りが出る


いなくなると急に寂しくなるし、気が抜けて何をするのも億劫になる

 




今日は二週間ぶりの通院日


先々週うけたPET検査の結果の説明がある


腫瘍マーカーはずっと上昇してたし、CTでは映らなかった何かが


映っているだろうと覚悟を決めていたので、昨夜は普通に眠れた




結果は多発性骨転移…正確には脊髄内転移三箇所と骨盤に


骨転移が二箇所


脊髄内転移は、前回圧迫骨折が起こった胸椎の上に小さいのが


二箇所と、腰椎部に一箇所


今回の転移で腰椎部が一番大きいものだが、今のところ


脊髄内に収まっていることと、痛みがないので放射線治療は


行わない


疑いのあったお腹の奥当たりのリンパ節に、転移はなかった


三週間前に撮ったCTの画像を再度見たが、何も映っていなかった


骨折の時は映っていたが、骨転移だけだと映らないことがあるらしい





転移があることは、覚悟していたがこんなに何箇所もあるなんて


想定外しょぼん


当然薬は変更になり、明日からTS1を飲むことになった


ランマークも引き続き、四週に一回続ける


飲む抗がん剤と言えば効果があまりないのではと、少し不安もある


TS1は随分昔からある日本製の抗がん剤だが、数年前に日本人を


対象とした臨床結果でパクリなどに劣らない、いい成績を出し最注目


をされた薬のようだ


薬を信じて、自分の身体を信じて、免疫力をあげることを心掛けて


いくしかない






一緒に行けなかった相方がお昼に電話してきて、何箇所もあったと


伝えると、がっくりしている


重いものが持てない、味がわからない、疲れやすい以外は、普通


になんでもできるし、幸い薬のおかげで痛みを殆ど感じないので自分


でも癌患者ってことを、忘れてる時がある


ウィッグつけて、薬を飲んで、痛み止めのテープを張ってる本人が


こうなのだから周りにいるものは、もっと感じないと思う


だけど、こうやって転移があると結果を突きつけられるたびに、


もう治らない癌患者なんだと、現実に戻る


痛みもないし、特に具合が悪くなったわけでもないのに


身体の中には確実にがん細胞が少しづつ大きくなり


目に見える大きさにまで成長している






相方は乳がんという性質をまだよく知らないときに、でてきたら鳥越さん


みたいにその都度手術して取ったらいい、とよく言っていた


今回も再発かもとなった時に、手術できるところなら手術してもらおうと


言っていた


あいにく今回も骨なので手術は無理だし、標準治療以外にも考えようと


言っていたが、標準治療以外のことは、主治医が認めてくれるか…


難しいだろうな