Cal. 2135 ROLEX ロレックス | dtk時計修理

dtk時計修理

このサイトは時計関係の仕事をされている方の参考になる情報サイトを目指しています。
修理の対応は致しません。

自動巻(手巻き可能)
直径 Dm = 20 mm
高さ H = 5.9 mm
振動数 28,800bph
石数 29J
連続駆動時間(power reserve) 約42時間(h) 
拘束角(Lift angle) ?° 
秒針停止装置 有り
片振り調整装置 有り


♦️参考データ(実測:複数個体の平均値の、大と小)

連続駆動時間 約45~48時間(h)


振角(Amplitude) Lift angle50°で測定

全巻時

平姿勢平均 H AVG 307 ~ 266 

縦姿勢平均 V AVG 268 ~ 237


Δ24 (24時間後)

平姿勢平均 H Avg 282 ~ 235

縦姿勢平均 V Avg 245 ~ 214











*日付変更禁止時間帯の目安は、時計の表示時刻が午後7時から午前3時頃です。その時間を表示しているときに、日付の早送りをすると、写真中央に見える日板の爪先が日送り爪と擦れて削れてしまいます。

運が悪ければ、送り爪が折れるかもしれません。気をつけてください。















♦️よくある不具合

Q.カレンダーがズルズルと切り替わってしまう。=

デイトジャストの場合一瞬で切り替わるはずが切り替わらない。

A-1.カレンダーディスクの歯が真鍮で作られておりスチールのバネで抑えているため、真鍮が削れてバリや凹みができていることがあるので、これをとるか磨くことで修理できる可能性がある。

*歯先のバリ、側面には凹みができていることがあるので、これを形状に気をつけてある程度磨くことで症状を改善できる。

A-2.カレンダーディスク自体が変形しており、地板側にあるネジと擦れたり、文字板裏に擦れていることがある。→変形を修正することで治る可能性があります。


Q.リューズ操作ができない。巻き上げ位置や針回し位置に合わせられない。

A.オシドリのピンが折れたり抜けたり、比較的発生しやすい。部品交換するか抜けているなら圧入し直す。

*赤い矢印の部分が折れている。他の場所が破損している場合もある


Q.ホゾ削れは?

A.3番車下ホゾの削れが発生しやすい。必ずではない。

:2130-340 Third wheel 











❤️⇨ムーブメントリスト目次 Movement LIST


部品やムーブメントを探してみましょう。
(例) Omega Cal.625
などで検索してみましょう。

:その他