3人の中学生がいた
感性はバラバラだが、何故か気が合った
1人は『やぎ座太陽が冥王星とスクエア』
誇大妄想に近いほどの権力志向を内に秘め夢想していた
1人は『てんびん座太陽が冥王星とコンジャンクション』
常人が及ばない洞察力を有し、菜食主義の父親の暴力を憎んでいた
1人は『おひつじ座太陽が冥王星とオポジション』
頑なな自我と、それを容易く手離す虚無に悩んでいた
3人の共通点は、自己評価の低さにあった
冥王星が要求する理想像が巨大で、それに応えられない自分に苛立ち、または絶望していた
やがて3人は袂を別つ
それは必然だったのだろう
何故なら、3人の繋がりは自己評価の低さが生む傷を慰める関係でしかなかった
前に進むため、一緒にはいられなかった
後の2人は今、どんな心境なのだろうか?
わたしは今、自分を傷つけないように慎重に、心と丁寧に接して生きている