サターン | toeの占星術的視点

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私は1999から西洋占星術に関わっています。リーディングでは、その経験の中で見えてきた各テキストの解釈の裏にある共通点のようなものを大切にしています。このブログでは、その視点による占星術の記事を紹介していきます。



【サターン】


土星の名称の由来である神サターン。


サターンは、ローマ神話の神サトゥルヌスの英語読みです。サトゥルヌスはギリシャ神話のクロノスと同一視されている農耕神。そのクロノスは『アダマスの鎌』と呼ばれる大鎌を武器にしています。


母ガイアの命令でクロノスは、ウラノス(天王星の名称)の男根を大鎌で去勢しました。そしてそのクロノスも自分の子であるゼウスに討たれるのです。その理由はどちらも、子供への酷い仕打ちにありました。


ウラノスは母であり妻であるガイアとの間に産まれた醜い子供たちをタルタロス(奈落)に幽閉しました、それがガイアの逆鱗に触れたのです。クロノスも子供らをガイアの胎内に押し込めたり、子供に権力を奪われるという予言を恐れ、子が産まれるたびに呑み込んでいました。


クロノスの未子であるゼウスだけは母レアーの機転でクレタ島に逃れ、後に呑み込まれた兄弟たちを救い出します。その功績もあって、未子のゼウスが神々の王として君臨します。


ちなみにゼウスはギリシャ神話の神で、ローマ神話の天空神ユピテルと同一視されています。ユピテルの英語読みがジュピター、木星の名称となる神です。





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