金曜電信 vol.63 【教皇】 | toeの占星術的視点

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私は1999から西洋占星術に関わっています。リーディングでは、その経験の中で見えてきた各テキストの解釈の裏にある共通点のようなものを大切にしています。このブログでは、その視点による占星術の記事を紹介していきます。



【教皇】


『教皇』カードNo.5
意味:慈悲、信頼、尊敬、自信、法令、束縛、躊躇、独りよがり、虚栄
ヘリオ惑星:火星


【火星】は地球(ジオの場合は【太陽】)が定着させた『自己像』を外側に向かって発信していきます。つまり『外側でも自分の思い通りにやる』と望む心理が働いています。なので外側が自分と合わない場合は攻撃したり否定、または無視します。


この惑星の特徴をカードに当てはめるなら『皇帝』が固めた個性を『教皇』が周囲に押し拡げるのです。


カードNoは5です。5という数字は自己拡大や創造を意味しています。しかし5の意味がもつ創造的な活動は、幼稚性も意味しているので、一方的で人の話を聞かない暗示があります。


また5は五芒星の護符に代表されるように、防御の意味もあります。4で地球が固めた個性を5は引き継いでいるので、内面は整っています。これは5が表わす防御には必要な要素となります。


つまり外圧からの干渉を押し退けるには、自己像が固まっている必要があるからです。自己像がなくては主張はブレますから、外圧に屈してしまうのです。


火星の生命力は外側との軋轢より内面の安定を重視しますから、火星が働き出せば外側のことは気にしません。つまり火星は空気を読めない、または読まないのです。


『教皇』の自己像は、皇帝が『気に入った意見や人しか、受け入れない』といった過程を経て構築した自分です。発想としては幼稚ですが、その分純粋な面があります。その純粋さが突き抜けるとカリスマ性に変わることもあります。


自分の信奉者たちには傲慢ながら寛容さを示し、独善的ではありますが慈悲深く彼らを保護します。


ちなみにヘリオセントリックの【金星】【火星】には、ジェンダー(社会的または文化的性差)としての意味はありません。それを表わすのはジオセントリックの金星と火星です。


『教皇』カードの絵柄解釈は次回紹介します。





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