【6ハウス】
『6ハウス』は一般的に『健康、労働や勤勉を示すハウスで、奉仕や躾けを意味する』といわれています。
5ハウスで、魂は羽目を外して人生を楽しみました。これは、惜しみなくASCのサインが示す『地上に入り込んだ勢い』を、使い切るという決断によって獲得した喜びです。
なので、6ハウスではASCの『自己イメージ』が自分だと思っている魂から見れば、人生を乗り切るための『勢い』は残り僅かになったのです。
6ハウスは、生きるために節制や我慢をして『ASCの勢い』を小出しに用いていかなくてはならないのです。
自己管理が必要ですし、辛いことや苦しいことも受け入れなくてはいけません。まずは生きていくために『為すべきことを為す』という訳です。
6ハウスのテーマは、『ASCの勢い』をセーブしつつ用いて、暮していくこと、生き残ることです。
5ハウスで人生を謳歌した魂は、6ハウスで慎重に用心深く人生に挑む視点に変わります。5ハウスと違って、人生は楽しくありません。この心理の投影が勤勉さや、仕事への責任、健康管理になって表面化します。
なので周囲からは評価されます。アスペクト次第では、自負心に育つ可能性もありますが、6ハウスは基本的には『崖っぷちで、なり振りかまっていられない』といった余裕がない心理です。
つまり、6ハウスで魂は5ハウスでのいき過ぎた享楽を反省しています。
バースチャートの『6ハウス』にある感受点の影響が強い場合は、人生に対して真面目で、責任感が強く、社会的に『役に立つ』人間となります。ただし、心の裏には、生きていくことへの不安があるので、必要以上に周囲の評価を気にしたり、能力のない人間や責任感のない人間を憎悪します。
しかし、言うまでなく、この他者に向けられた憎しみや、評価への依存は、自身の心を投影したものです。意欲的な面もありますが、攻撃的な面もあるのです。
6ハウスは『生きていくために、必死且つ用心深く慎重に行動する』ことをテーマにしています。これはプレッシャーがかかる生き方ですが、この過程を経て、人は『他者は異物』として捉えているASCの『自己イメージ』の旅を終えるのです。
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