【わたしのサビアン5】
◇グランド クロスの解説◇
このグランド クロスは両オポジションともメディエーションになっています。
オポジションには問題提起の意味はあっても、解決の意思は薄くなります。メディエーションは解決になる前に、両者に妥協点を提示して納得させてしまうので、どのみち解決や結果を出し難い配置です。
グランド クロスは大きく化けるか、振り回されて終わるか、伸るか反るかが分かれるアスペクトです。
ここでは、6つのサビアンが出てきます。度数もサイン半ばのものが多く、サインそのものの力というより、他の影響を受けて試行錯誤や改良工夫しているものが目立ちます、または本来のサインの力をアレンジしたり逸脱したり。活動宮のグランド クロスの割に、活動には結びつかない慎重さや熟慮を重ねる姿勢が伺えるのも、そのような要素が関係しているのでしょう。
またユニークなのは、オポジションを形成する4つのシンボルが、内向きに閉じたサビアンなのに対して、メディエーションとなる2つのシンボルが、外に飛び出す、開いたシンボルになっていることです。オポジションの閉塞感をメディエーションが打ち破る配置となっています。つまり鬱屈した感情は、海王星と金星の活動によって刷新されるのです。
しかし、メディエーションによる感情の解放は弥縫策になっている可能性もあります。オポジションのストレスとメディエーションによる解消を繰り返すだけで、何ら改善や進歩がないことも考えられます。
このメディエーションの解放感は爽快で、何かをやり遂げたと錯覚させるには充分な快感となります。とはいえ、元々2つのオポジションの課題を別々に取り組まなくてはならないので、時間がかかるのは当たり前です。良くも悪くも気長に向き合うしかありません。
鬱屈したまま課題に向き合う日々が続くより、たまには解放感を味わった方が、継続には有効でしょう。
『継続は力』という言葉が示すように、このオポジション同士の相克は、土星の年齢期に至りそのサビアンが意味する根気や意思の強さ、胆力を存分に発揮できるようなるための試練ともいえます。そこで重要なのは、土星の幅や深さを拡張するために、火星を余すことなく使い切ることです。土星の拡張と火星の活用は【感受点のまとめ2】の記事も参考にしてください。
【わたしのサビアン6】へ、つづく