金曜電信 vol.16 【感受点のまとめ】 | toeの占星術的視点

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私は1999から西洋占星術に関わっています。リーディングでは、その経験の中で見えてきた各テキストの解釈の裏にある共通点のようなものを大切にしています。このブログでは、その視点による占星術の記事を紹介していきます。



【感受点のまとめ】


月から土星までの感受点について説明してきましたので、一度整理して説明します。


感受点とはサインに配置された天体などの位置情報のことです。サインは感情を、感受点は生命力を表示していて、その生命力を発動させるのがサインの表示する感情です。


バースチャート(出生時のホロスコープ)には12サインの何れかに感受点が配置されています。感受点が配置されたサインの感情を抱く時、その生命力は発動されます。


つまり、素直に感情を表現して、魂が地上で生きるために授かった生命力を余すことなく使い切ることが、私たちの生まれてきた意義の一つです。


ただしアスペクトやトランジットによっては、一方の感情を表現すると、片方の感情を抑圧してしまう場合があります。そこでホロスコープを作成して上手に感情の表現と生命力を活用する術を探る訳です。これは占星術の活用方法の一つであり、私の占いの方法です。


このことは金曜電信vol.2金曜電信vol.3に詳しく説明していますので、そちらも参考にして下さい。


本来はヘリオセントリックの感受点の意味も含めて説明しないと、感受点の深い理解には繋がらないのですが、今回は煩雑さを避けてジオセントリックの視点で感受点をまとめています。


月、太陽は地上で暮らすための土台となる生命力です。これらの感受点は肉体や物質面との結びつきが強いのですが、太陽については金曜電信vol.7で説明したように、地球が太陽を目指している感受点のため、地球という感受点のもつ本来の生命力をある意味無視しています。自分より大きいものを目指すあまり、自分が見えていない。または無理をしてしまう訳です。


そうなると太陽を目指すことに地球は自分の生命力を傾けてしまいます。結果地球は肉体や物質面への生命力の活用を月に押しつけてしまうのです。


月は地球の分化によって生まれているので、地球の要求には従わざる得ません。月はテリトリーに関わる生命力なので、恐怖に過剰に反応します。地球が本来担う生命力は環境を克服しようとする役割であり、これはストレスを強く受けます。つまり月が肩代わりするには、荷が重過ぎます。


月が負わされた生命力の活動は、本来月がもっている能力から見たら負担は大きくなっています。そしてこれは太陽と月のアスペクト次第で、拡大したり緩和します。


例えば太陽と月のアスペクトが、スクエアなら問答無用に太陽が月に役割を押しつけてきます。オポジションなら太陽が月の活動を気にするので、過度に役割を押しつけることはなく、月に無理そうな時には太陽が手伝います。トラインの太陽は月に優しく、月に無理をさせません。その分、地球の太陽を目指す働きは鈍化します。