竹谷とし子です。

 

福島イノベーション・コースト構想を具体化させる福島国際研究教育機構が来春設立されます。

福島県から候補地として提案された浪江町を秋葉復興大臣と視察した後、県庁を訪問し内堀知事と意見交換しました。

 

この機構は、福島を被災前の状態よりもよくする「創造的復興」の実現に向けた中核拠点となります。

 

機構が中核となって行う取組を、新しい日本を創るリーディングプロジェクトと位置付け、国の総力を挙げて推進していくことが、福島復興再生特別措置法にもとづく新産業創出等研究開発基本計画で定められました。

 

原子力災害の被害を最も大きく受けた福島においては、これから復興・再生が本格的に始まる時期となります。


福島イノベーション・コースト構想による先行的な取組により、福島ロボットテストフィールドや、福島水素エネルギー研究フィールドなど、これからのイノベーションの起点となる技術の蓄積が始まっています。


廃炉や放射性物質による汚染などの課題を解決し、さらに強みとなる領域を開拓し、発信・普及していくことを通して、日本そして世界の課題解決にも貢献することも期待されます。


有力な研究者や起業家が集結し、イノベーションの創出が自律的に加速する好循環を形成して、新しい時代を夢見る研究者、起業家が福島の地に集い、実証・実装の成果を各地に展開することで、福島、東北、そして、国全体の成長につなげていけるようとりくんでまいります。