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こんにちは。竹谷とし子です。

 

自動販売機の横にあるリサイクルボックス。

 

ゴミ箱ではありません。

 

ペットボトルや、缶、びんを、リサイクルして資源に戻すためのボックスです。

 

中身は、日々、自動販売機の事業者さんが、自主的に回収してくださっています。

 

しかし、この中に、弁当容器など生活ゴミや、飲み残し、ライターやリチウムイオン電池、注射針などの危険物、ひどい時には、動物の遺体まで入れられていたそうです。

 

中には、環境を守るためのはずのマイボトルまで入れられていて、本末転倒です。

 

最近は、使用済みのマスクなどが多く投棄されているそうです。

 

異物の混入割合は、ひどい場所では、約半分にも。

 

自動販売機の事業者さんや、飲料メーカー、中間処理業者さんの大きな負担になっています。

 

処理工場では、混入された食べものの付着物が異臭を放ち、働く方々の環境を悪化させています。

 

異物の輸送、除去、処分に人手とお金がかかり、除去しきれない異物でリサイクルの質が低下しています。

 

異物により、機械の損傷が増加し、コスト増に。

 

このままでは、事業者さんの経営存続の問題になると、現場から悲痛なお声を聞きました。

 

ひとりひとりが気をつけなければならない問題です。

 

しかし、事業者からの呼びかけの努力も、限界があります。

 

また、地下鉄サリン事件後、公共のゴミ箱が次々と撤去されていることも原因です。

 

ゴミを処理する責任を持つ自治体と、指導する環境省が責任を持って、対処してほしいと。

 

昨年の通常国会で、斉藤鉄夫衆議院議員(現在は国土交通大臣)が、環境委員会でこの問題を指摘。

 

そして、本年1月13日、西田まこと参議院会長、公明党環境部会長の宮崎勝参議院議員、前環境部会長の竹谷とし子が、現場を視察。

 

その結果を踏まえて、1月19日公明党環境部会を開催しました。

 

そして、事業者の方々のお声と、公明党の現地調査を受け、環境省が防止策の検討を表明するに至りました。

 

地域と地球環境を守り、リサイクルのために働いてくださる方々を守り、そして、巡り巡って、私たちの生活と健康を守ることになる、リサイクルボックスへの異物混入の防止。

 

スピード感をもって、とりくんでまいります。