こんにちは。竹谷とし子です。

本日の都議会本会議で、公明党の高倉議員の「都立学校における生理用品の配備に向けた検討状況と今後の取組について見解を求める」との要望に対し、東京都は「都立の全ての学校のトイレに生理用品を設置する」と回答しました。


いよいよ9月から全ての都立高校や特別支援学校の女子トイレに生理用品が配備されることが決定しました。都議会公明党の推進です。


都議会公明党は、本年3月、#みんなの生理(共同代表谷口歩実さん)による調査結果が、NHKで報道され、公明党の佐々木さやか参議院議員が予算委員会でこの問題をとりあげた直後の3月9日、都議会予算特別委員会において松葉多美子議員が都議会で初めて生理の貧困問題を取り上げて東京都に対して関係部局で連携した対応を求めました。都知事から「関係する局の中で何ができるか検討する」回答がありました。


さらに都議会公明党は、若い女性からの「学校のトイレに生理用品を置いて欲しい」という切実な要望を受けて、3月12日には東京都の教育長に、都立高校のトイレに生理用品を置くなど無償提供を検討すべきだと訴えました。(3月14日公明新聞記事

 

この要望に、教育長は「工夫して何らかの対応を検討していきたい」と答え、東京都は5月から都立高校7か所でモデル的に先行実施していました。


高倉政調会長はこれまでの公明党の要望をふまえた東京都検討状況と今後の取組について、本日の都議会本会で質問。

 

東京都教育長から

 

「議員ご指摘の通り、都立学校においても児童生徒がいつでも入手できる環境を整える必要があります。そのため本年5月から都立学校7校の女性用トイレに先行して生理用品を配備し、配置場所や補給方法など管理上の課題の整理等を進めております。
今後は、児童生徒が安心して学校生活を過ごせるよう、本年9月から全校で実施してまいります」

 

との回答を頂きました。


都議会公明党がいち早く、本年3月から委員会質問、要望、都庁内での調整を続け、9月からの全都立高校での配置を具体的に推進しました。


全国でいち早く取り組みを始めた、豊島区でも全ての区立中学や小学校の学校トイレへの設置が進んでいます。備蓄品配布から始まり、公共施設や学校トイレでの継続的な提供に向け、全国各地でとりくんでいます。
 
誰も生理用品の入手に困ることがないように、引き続き、今後も粘り強くとりくんでまいります。