公明新聞 2018/12/28 小学校入学前にランドセル代

 

 

 

 

 

竹谷とし子です。小学校入学の時に、ほとんどの子どもがもっているランドセルが、経済的理由で自分にはないというのは、子どもにとってとても寂しいことだと思います。

 

経済的に困窮している世帯に向けた義務教育の就学援助(要保護児童生徒援助費補助金)というものがありますが、小学校入学後に支給されることになっていました。入学後では、入学式に間に合いません。入学前に支給できるようにするため、公明党(富田茂之衆議院議員の国会質問を受けて、平成27年に文科省が補助金「交付要領」を改正しました。あわせて、各地の地方議会でも、公明党区市町村議員が主張し、前倒し支給を進めてきました。

 

昨年末、文科省が調査した結果によると、2019年の今春は7割以上の自治体で就学援助の前倒し支給をすることになり、広がりを見せています。

 

家庭の経済状況にかかわらず、どの子も明るい気持ちで入学式を迎えられることを願います。