竹谷とし子です。

 

東京都大田区で食品ロスフォーラムが開催され、パネリストの一人として参加。平日夜の大変貴重な時間帯に、大勢の区民が参加してくださり、食品ロス削減の大きな啓発活動となりました。ありがとうございます。

 

農林水産省、大田区環境部、福祉部、定期的に子ども食堂を開催する気まぐれ八百屋だんだん様、フードバンク活動を行うグッドネーバーズジャパン様、子ども食堂に未利用食材を提供している黒光商事様、食品ロス削減と未利用食品活用に関するプレーヤーが勢揃いしました。

 

食べられるのに捨てられる食品ロスは、日本では年間646万トン発生。もったいないです。

その一方、7人に1人が相対的貧困で、食べ物に事欠いている人も少なくありません。

 

 

環境にも、企業経営にも、家計にも悪影響があるのが食品ロスです。これを減らし、未利用の安全な食品はゴミにせずフードバンクや子ども食堂を通じて、必要な人に届くようにして、この二つの問題を解決するよう取り組むことが重要です。公明党として、食品ロス削減推進プロジェクトチームをつくり、国と地方の両方からこの問題に取り組んでいます。私はプロジェクトの座長をつとめています。

 

大田区では、区民や事業者が主体となり、NPOや行政が連携して、区内で発生する食品ロスを減らす一方で、区内のフードバンク・子ども食堂で未利用食品を活用する、というように、区の中で、この二つの問題を解決する取組が始まっています。

 

学校給食食材卸・配送を行う黒光商事様は、夏休みや冬休み前に、賞味期限が残っている安全で美味しい食材を子ども食堂だんだんに提供。だんだんは、他の子ども食堂にも食材情報を共有して、食材を分かち合い、活用しています。そして、大田区の福祉部局は子ども食堂の情報を区民に提供しています。

一方、大田区の環境部局は区民へ食品ロス削減の啓発を行うと共に、区内にあるフードバンク、グッドネーバーズジャパン様と協力して、家庭の未利用食品を廃棄せず、賞味期限が残っているうちに寄付してもらうフードドライブを開催しています。

 

 

フォーラムを企画した椿慎一区議会議員が司会・進行を行いました。

 

 

フードドライブが同時に開催され、ご参加者から沢山の食材が寄せられました。ありがとうございます。

 

 

こうした取組を後押しして、日本全体に広げるための、食品ロス削減推進法案を、超党派の国会議員で成立させようと取り組んでいます。

 

今日も多くの人から励ましとお力をいただきました。がんばります☆