竹谷とし子です。

 

国政では様々な課題が山積していますが、児童虐待防止は最優先で取り組むべき事のひとつです。目黒区で5歳の結愛ちゃんがひどい虐待を受けて亡くなったことは、本当に痛ましい事件でした。

 

残念なことに、虐待で亡くなる子どもは後を絶たず、平成27年度の1年間だけでも、84人もの子どもが虐待で亡くなっています。

 

児童虐待を撲滅し、犠牲になる子どもをなくさなければなりません。

 

 

 

http://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-11900000-Koyoukintoujidoukateikyoku/0000212247.pdf

 

 

 

<児童虐待防止の対策強化に向けた公明党の取り組み>

 

公明党として、山口なつお代表が、6月13日の参議院議員総会で、児童虐待防止に関する閣僚級の会議は数年前の1回しか開かれていないことを指摘し、安部首相自らが会議を主催し、政府を挙げて自治体の連携強化をバックアップする強い取り組みが必要だと発言し、開催を促しました。

 

また、6月14日の参議院予算委員会における山本香苗参議院議員の質問に対して、厚労相が「政府全体として防止していくことが重要だ」として、同会議の開催を表明しました。

 

そして、翌6月15日に、首相及び関係する閣僚が出席し、児童虐待防止対策に関する関係閣僚会議が開催されました。

 

さらに、6月18日の参議院決算委員会で、河野義博参議院議員が児童福祉司、保健師などの増員や弁護士の配置を進めるため、公明党の推進で2016年度に政府が策定した「児童相談所強化プラン」の加速化を訴えたのに対し、首相は、児童相談所の体制と専門性の強化に向け「厚生労働省において、(プランの)見直しをしていくよう取り組ませたい」と表明しました。

 

6月19日には、公明党児童虐待防止・社会的養護検討PT(座長:国重徹衆議院議員)を開催し、再発防止に向け、警察庁や厚労省などと意見交換しました。

 

関係閣僚会議で首相から緊急対策が指示されましたが、公明党としても児童相談所と警察の連携など対策強化策を検討し、政府に要望してまいります。