竹谷とし子です。

 

公明党は、党をあげて離島振興を進めています。

 

先月、私は、公明党伊豆小笠原諸島振興活性化委員長を拝命しました。

早速、伊豆諸島・三宅島を訪問しました。三宅島は3回目の訪問ですが、今回は特に、観光振興の課題を調査するため、三宅村議会の木村やすえ議員、都議会の藤井はじめ議員、伊藤こういち議員、うすいこういち議員、古城まさお議員と共に、島の各所を視察しました。

 

 

 

 

 

この日は曇りでしたが、晴れていたら、見事な夕陽が見られるそうです。

 


 

三宅島は、数十年に一度の頻度で発生する火山噴火がある島です。溶岩が流れた跡や、火口湖、切り立った岩山など、自然が作り出した珍しい風景が島の各所にあり、島全体が火山博物館のようになっています。

 

 

 

 

前々回の噴火で、約400世帯が溶岩に埋まった阿古地域の小学校跡。村の誘導で住民が避難し終えた後で、幸いにも人的な被害はありませんでした。

 

災害はないにこしたことはありませんが自然の動きを止めることができない以上は、命を守るよう備えるしかありません。日頃の防災意識の重要性を目で見て学ぶことができる場です。

 

 

 

昭和37年の噴火でできた三七山の展望台。いたる所にある噴火の跡を観光スポットにしています。

 

 

随所に見られる立ち枯れの木も、また味わいがあります。

 

 

 

雄山(おやま)火口からの火山ガス放出に伴う、立ち入り規制区域周辺を視察しました。

昨年後半からガスが減少してきたことや、登山道整備の状況を伺いました。晴れると絶景を見ることができる場所だそうですが、この日は霧と強風。

 

 

 

 

 

日本固有種「アカコッコ」など希少な野鳥が多く生息する大路池は、およそ2500年前の噴火でできたと推定されています。私も大好きな場所ですが、野鳥観察で、ヨーロッパからの観光客に人気だそうです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

巨樹もまた三宅島の魅力です。

 

 

 

 

また、三宅島では、自然だけでなく、統合で廃校となった中学校を活用したボルタリング施設も整備され、雨の日でも、レクリエーションを楽しむことができるようになっています。

 

 

何でもチャレンジ精神で、私も、初心者用の一番上まで、のぼらせていただきました。

高い所が苦手で、下を見ると怖いので、これ以上はムリですが・・・、いい運動になりました。

 

 

 

 

三宅島の大きさは、山手線一周とほぼ同じくらいだそうです。

 

 

 

三宅島はマグロやアカイカ、巨大なサザエなど様々な魚介が豊富で、釣り人にも人気です。

 

 

 

 

これは何という花でしょう。三宅島はガクアジサイ他、素敵な花が自生しています。

 

 

木村議員は、花いっぱい運動など、きめ細やかな視点で、島らしさを生かした観光施策に取り組んでいます。ネットワーク力を生かし、三宅島の発展のため力を合わせてまいります。

 

 

島で会う人が声をかけて下さったり、笑顔で挨拶を返して下さるだけでも、心がほっとします。自然も食べ物も本当に素晴らしいですが、島の人の温かい心が一番の観光資源と感じます。

 

 

櫻田昭正村長、渡邊俊夫・都三宅支庁長はじめ島の振興に尽力する皆さまから、2日間にわたり、島の課題や、島の素晴らしさを伺いました。

 

今後の施策に生かしてまいりたいと思います。ありがとうございました。

 

2便で東京に戻り、参議院会館で、伊豆大島の佐藤かつと町議会議員と共に御相談に来て下さった方々と、打ち合わせしました。

 

伊豆小笠原諸島の振興活性化に向けて、島の方々と共に、がんばってまいります。