竹谷とし子です。

 

農業振興に向けて、山梨県北杜市の取り組みを視察させていただきました。

 

市をあげて、企業や他地域から移住する方を迎え耕作放棄地の再生などを進めています。

 

圃場整備が進み、次に、この地で農業の担い手を迎えるために計画されている、魅力的な農家の住宅をつくるためのプロジェクトについて話を伺いました。

 

写真の後ろにある瀟洒な建物は、その農家住宅建設予定地の向かいにあり、背後には美しい南アルプス、テニスコートが隣接しています。宿泊を受け入れており、東京の女子大からの研修もあるそうです。

 

 

福島県南相馬市で被災した米農家で、北杜市に移住してきた方から話を伺いました。この地域の農業で生活再建し、まちづくりにも貢献されています。外から来る人も生活しやすい地域だということを、伺い知りました。

 

農業再生といっても、農地の整備だけでなく、担い手を受け入れ、育てる地域の方々の思いと行動があって成り立つ事を教えていただきました。

 

 

 

北杜市の視察では、この他に、パプリカ栽培のべジワンと三澤ワイナリーを訪問しました。

 

お昼に古民家を再生したレストランで蕎麦をいただきましたが、こちらは神奈川県から移住してきたご家族が経営されており、自家栽培の四季折々の素材を使った料理を提供されているようです。移住して10年以上になるそうですが話を伺い、やはり、外から来た人も、暮らしやすい地域なのだと感じました。

 

 

外国人の方に喜ばれそうな、家庭的な日本文化と田舎の良さを感じられる場所でした。

 

 

 

 

 

 

急に大雨が降ったり、日差しが強くなったりしました。

 

 

私と北杜市とをつないでくださったのは、公明党の市議会議員です。

3月に渡辺市長とともに国土交通大臣への陳情に来られた際に、山梨と隣接する東京選出の議員である私も同行させていただいたのですが、その時に内田市議会議員が、北杜市の農業振興への取り組みを教えてくださいました。(その時のブログがこちらです)

 

まだまだ見るべきところがあるそうなのですが、3か所でも大変有意義な視察でした。

 

ありがとうございました。