竹谷とし子です。

 

東京都北区にある、約5千人の方々が暮らすUR賃貸住宅団地を視察させていただきました。

 

現在、URでは、団地を資源にした地域の医療福祉拠点化を目指し、3つのコンセプトを組み合わせて住宅・施設・サービス等の整備を推進しているということで、状況を確かめるために現地に赴きました。

 

3つのコンセプト

  • 医療・介護・子育て施設の誘致
  • 各世代のニーズに配慮した住宅やサービス導入
  • 高齢者も子育て世代も安心できるコミュニティ

 

公明党には、UR住宅等の居住の安定等推進委員会(委員長:富田茂之衆議院議員)があり、お住まいの方々のお声を伺っては、政策への反映に取り組んでいます。

 

この団地の集会室でも、代表の方々から直接、住まいに関する課題やご要望を伺いました。

 

 

たとえば、団地の一部に高齢者優良賃貸住宅が設定されていますが、数を増やしてほしいということや、できるだけバス停の近くに設定してほしい、というご意見がありました。

 

確かに敷地が広いので、奥の方にあるお部屋からは、かなり歩くことになります。

 

高齢者優良賃貸住宅とは、床の段差をほとんど無くし、要所に手すりを設置するなど、高齢者の方が使いやすいように配慮すると共に、一定以下の所得の方には、家賃負担の軽減措置がある住宅です。

 

この団地は昭和40年代に建築された古いものですが人気があり、空室が出ても募集するとすぐ埋まるそうです。特に、高齢者優良賃貸住宅への応募は、数倍だそうです。

 

住まいの安心は、幸福な生活の重要な要素だと思います。今後も皆さまのお声を伺いながら、UR等の団地をはじめ、中低所得世帯の方々の良質な住宅確保を、政策面から後押ししてまいります。

 

視察には、地元北区の大松あきら都議会議員と北区議会公明党議員団が同席しました。

地方と国のチーム力で、安心・安全の社会を築いてまいります。