法律には、3月31日が期限に設定されているものが多いです。

 

国会で来年度予算案が成立した後は、期限延長が必要な法律の審議・採決が続きます。

 

今日は、竹谷が所属する参議院農林水産委員会で、

 

「特殊土壌地帯災害防除及び振興臨時措置法の一部を改正する法律案」が全会一致で可決し、5年間延長となりました。

 

明日の参議院本会議で成立する見込みです。

 

この法案は、台風が多く、かつ、特殊土壌(シラス等特殊な火山噴出物等)地域を指定し、

 

全域指定:鹿児島(奄美除く)、宮崎、高知、愛媛、島根

一部指定:大分、熊本、福岡、山口、広島、岡山、鳥取、兵庫、静岡

 

治山、河川改修、砂防、かんがい排水、畑作振興等を行うにあたり対策事業計画を立てて、国の負担金をかさ上げしたり地方交付税の特例を設けて、支援するための法律です。

 

対象地域に住み、農業を営む方々とっては大変重要な法案です。