竹谷とし子です。

 

太田昭宏元国土交通大臣に同行し、首都高速の老朽化対策を視察させていただきました。

 

昭和39年の前回オリンピック時に作られた、高速1号羽田線。

 

京浜運河上につくられています。海の上です。

 

50年たち、コンクリート剥離や鉄筋腐食等の多数の問題が出ている、と。

 

 

確かに、メンテナンスの跡があちこちにあります。

 

しかも、低い位置にあり、点検も容易ではないとのこと。

 

現在、更新のための工事が始まっています。

 

 

上の写真のように、空港と都心部をつなぐ動脈。車もじゃんじゃん通っていますから、止めるわけにいきません。

 

いったん、迂回路をしっかりつくり、その後、現在の位置で、もっと高く作り直すそうです。

 

高く作り直すときに、今ある水管橋とぶつかるので、この高さを下げる工事もしていました。

 

この水管橋が、高速と並行して走るモノレールと立体交差。

 

水を送る水道橋が、モノレールの上を通っていることは、今まで気づきもしませんでした。

 

モノレールも、運行を止めるわけにはいかないので、深夜の13時から15時半までの2時間半で、水道橋の架け替え工事をやらなければならないそうです。

 

しかも、この短時間で、管を外して移動させるのは、大変高い技術が求められると。

 

社会インフラというものは、あって当たり前、中にはあることさえ気づかれず、私たちの生活を支えているのだと実感します。

 

雨の日も、風の日も、それらを守り、支えて下さっている方々がいます。

 

社会インフラのメンテナンスは、命を守る重要な事業。

 

働く人の確保も、技術の継承も大切です。


 

公明党は、党をあげて、命を守る防災・減災を政策として推進しています。

 

 



 

この事業は首都高速道路株式会社が実施し、料金収入で事業費を返済する計画。

 

完成は平成38年度、今から10年後。大きな工事です。

 

 

 

 

視察にご協力下さった皆さまに感謝いたします。

 

ありがとうございました。<m(__)m>

 

どうぞ無事故の工事をお願いします。