竹谷とし子です。

まだ食べられる食品が捨てられる「食品ロス」ゼロへ向けて、一歩前進のご報告です。

私が座長を務める、公明党の食品削減プロジェクトチームは18日、「食品ロス」ゼロをめざす提言をとりまとめ、菅義偉官房長官に申し入れました。

長官は、プロジェクトチームが視察や調査活動を重ね、現場の声を反映させた提言に、一つ一つ深くうなずき、食品ロスの現状にも驚きながら、「よく、わかりました」と深い理解を示されました。

食品ロスゼロ申し入れ2


提言の内容は、

★食品ロス削減を国民全体で進めるために目標を明確にし、担当大臣を決めて取り組む

★「食品ロス削減推進法」(仮称)の制定

★飲食店での食べ残しを減らすため、食べ切れる分量のメニューの充実や、ドギーバックを活用した持ち帰りの普及

★家庭での買い過ぎ、作り過ぎを抑制して食品を有効活用するための啓発や食育・環境教育の充実

★未利用食品を、必要とする人や施設に届ける「フードバンク事業」の支援

など、具体策が中心です。


本年はじめから、多くの皆様にご協力を頂きながら取り組んできた「食品ロス」削減の訴えは、私の1月の国会質問で安倍首相に届き、さらには、富山、新潟で開催された先進7か国G7環境大臣会議、農林水産大臣会議でも議題となり、7か国が連携して取り組む方針が確認されました。一歩ずつ前進してきていることを実感しています。

2020年「東京オリンピック、パラリンピック」めざして、「世界の模範となる取り組み」を進めるため、全力投球して参ります。