竹谷とし子です。
 
今月から、来年3月に卒業される学生さんの就職活動が本格的に始まりました。リクルートスーツに身を包み、緊張した面持ちの就活生の姿を見かけるたびに、「頑張って!」と胸の中でエールを送っています。

学生との懇談1

(学生との懇談) 

今から6年前、政治に関わることになった当時は、リーマンショックなどの影響で大不況の真っただ中。企業は採用を控え、大卒の5人に1人は就職先が見つからないと言われるほど厳しい状況でした。
 
都内各地で対話を重ねる中で、あるご婦人からは、「子どもが大学に入り、一生懸命に勉強してやっと卒業するのに、就職先がないんです。景気を何とかしてください」との悲痛な叫びが。

さらに翌年、東日本大震災が発生し、国内の景気は一層冷え込みました。その頃、都内の大学生からは「どうやっても就職先が決まりません。生まれてきた時期が悪かったんですね」と絶望の声。胸が締め付けられる思いでした。
 
その声は今も耳に焼き付いて離れません。これが、経済再生に全力で取り組む原動力となっています。
 
2012年12月の政権交代から3年余り。自公政権は、民主党政権が実現できなかったデフレ脱却と経済再生を、最重要課題として取り組んできました。
 
その結果、就職内定率は年々改善され、今では不況で就職が決まらないという学生の声は、非常に少なくなりました。また、高卒の就職内定率も25年ぶりの高水準。有効求人倍率は1倍を大きく超え、求職者にとって“売り手市場”と言えます。

学生との懇談2


新卒で人を雇うのは、大きなコストを伴うため、企業経営者は慎重になりがちです。にもかかわらず、就職率が大幅に改善している。これは、経済の状態が当時より大きく改善した確かな証拠ではないでしょうか。
 
若者が安定した仕事につくことは、豊かな人生を歩む基盤です。また結婚や子育ての夢をかなえる大前提です。

経済再生に向けた流れをさらに加速させ、誰もが夢と希望をもてる社会を築けるよう、これからも全力で挑戦してまいります。