竹谷とし子です。

命を守る治水対策のため、葛飾区新小岩公園防災高台整備に関する申し入れを青木克徳区長と地域の代表、新小岩地区自治町連合斎藤信夫会長、同着た 地区自治町連合町山光司会長、同南地域まちづくり協議会倉谷恭平会長、同北地域まちづくり協議会会長三矢慶三会長、東新小岩七丁目町会中山榮久会長が行 い、山口なつお代表、平澤勝栄衆議院議員と共に同席しました。

この事業は、国土交通省が仲介して、民間事業者が建設事業を行う際に出てしまう建設残土の処分費用と土砂を、防災高台整備に使うというもので、国お よび葛飾区側の財政負担が抑えられるという大きなメリットがあります。建設残土は一般に遠くに運んで処分しなければならず、運搬はじめ多額の処分費がか かり、かつ建設需要の高まりで人手不足にもなっています。これを水害対策が必要な地域の高台整備に利用することで、整備も民間事業者の負担で行ってもらう という、一挙両得の国土交通省のマッチング事業です。民間事業者は建設残土の処分先が見つかり、防災高台を整備する地方自治体は財政負担が減り、さらには、現在人手不足になっている 運搬業も圧迫しないという一石三鳥のメリットがあります。

民間と協力して行政の仕事のやり方を変えることで、税金を使わないで防災が進められるという好事例です。何でもこうとはいきませんが、できる限り政治と行政が知恵を絞り汗をかいて、国民の税金を大切にしながら、国民の命と生活を守る環境をつくっていきます。