いわゆる危険ドラッグを輸入禁止品に追加し刑事罰を科すなどの関税法改正案が、参議院本会議で3月31日に成立し、早速4月1日から税関での没収・廃棄が可能になりました。

昨年9月24日、財務大臣政務官として、危険ドラッグ対策強化のため、真っ先に訪問したのが水際取り締まりを行う東京税関でした。

その際、指定薬物を発見しても税関職員には没収・廃棄する法律上の権限がなく、現場が対応に苦慮してきたことが分かりました。

11月14日に公明党伊佐進一衆議院議員が質問に取り上げたことを受け、11月27日に財務省として、税関で没収・廃棄できるようにする方針を正式に示し、今通常国会の法案提出へとつながりました。

これからも水際対策とともに、薬物汚染から若者を守るため、危険ドラッグの販売・使用を絶つ対策に取り組んでまいります。

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2014年9月24日 東京税関 外郵 視察