☆ 都市農家視察 世田谷区桜丘、千歳台、宇奈根

視察を受け入れてくださった飯田さん、河原さん、塩野さん、海老沢さん、ありがとうございました。


 
都市の農地は、農作物の生産以外にも防災など多面的な機能があります。

３．１１には、下校時の児童や近隣の住民の方々の避難を受け入れていました。世田谷区内の平成２０年のアンケートでも、８７％が農地を残してほしいと答えているそうですが、震災後は一層必要性を感じている方が増えたのではないかと思います。




視察させていただいた農家では、その他にも、区内の学校給食を通じた食育や、いちご・ぶどう摘み取り園、ひきこもりやうつなど精神疾患の作業療法や、学生の見学など、農業を通じた多面的な社会活動をされていました。

莫大な相続税のために東京の農地は大きく減少しています。

戦後、都市部の住宅が不足し、農地から宅地へ転換が進められてきましたが、人口が減少に転じ、、空き家も目立つようになってきました。
また、一方では、緑地を増やすために税金が使われていることを考えると、今後は、緑地の機能もある都市農地を残せる方向に、政策の転換が求められます。

そのために都市農家の方々が農業を続けられる政策が必要です。