竹谷とし子です。

公明党東京都本部女性局(松葉多美子局長)の勉強会。

兵庫県の清原理事をお迎えして、阪神淡路大震災の経験を踏まえた教訓を伺いました。




阪神淡路に続き、東日本大震災においても、避難所の運営や被災者の生活支援に、女性の視点が欠けている、という問題が浮かび上がりました。

たとえば、物資の中に女性や乳児用の衛生用品がなかったり、着替え場所がなかったり、仮設トイレに鍵がなかったり・・というような問題です。

「普段出来ないことは、いざという時もできない」

いざという時のためには、計画段階から、女性が意志決定の場に参加し、女性の立場、そして、キメこまやかな女性の視点から、高齢者、障がい者、子どもの立場に立った準備をしていく必要があると思います。

しかし、国、および、多くの自治体では、計画をつくる場に女性が皆無か、いても若干名です。

6月に成立した「東日本大震災復興基本法」の第二条基本理念では、

女性、子ども、障害者を含めた多様な国民の意見が反映されるべきこと

としています。

これは、当初の政府案にはなく、公明党の主張により盛り込んだ文言です。

計画をつくる意志決定の場に、全体の半分、少なくとも、3割の女性を参画させていただきたいと思います。