竹谷とし子です。

モノづくりの町、東京都大田区。

若者雇用と技能継承に果敢に取り組む企業があります。

「ダイヤ精機株式会社」様。

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自動車部品の精巧な検査機器を製造しています。検査
数ミクロンの世界で、職人技が光ります。きらきら

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お話を伺った若き経営者の諏訪貴子氏は、2代目社長。
わたしと同世代です。

従業員34名のうち約3割が若者と、採用や育成の取り組みが評判を呼んでか、中小企業のマッチングフェアでは20~30名の列をなすほど人気になっているそうです。

とはいえ、以前は求人票を出しても、申し込んでくる若者が1名いるかいないか・・・。

若者に良いイメージをもってもらうため、格好いいパンフレットを作成したり、展示ブースでは若い社員を立たせたり、創意工夫を重ねられたそうです。

入社後も、離職を防ぐために、生活相談員をつけたり、社長自ら社員と交換日記をつけて成長の軌跡を振り返ることができるようにしたり、社内でQC発表会をしたり・・・とありとあらゆる取り組みをした結果、退職はほとんどないと。(ちなみに定年もないそうです)

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火花と音の具合から数ミクロンというレベルで完成度を見るという、まさに職人芸。

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仕上げは完全に手作業。
機械ではなく、人間の技と経験でしかできない分野に勝負をかけておられるのが分かります。

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作れる人が日本に1人という製品も。

若者が日本の財産であるモノづくりの技能を引き継ぎ、自信と誇りをもって仕事をしていけるように、職業訓練や国家技能検定の実効性を高めるにはどうすればよいか等、有益なご示唆をたくさんいただきました。工具

今後の政策提言に活かしてまいります。

先日の参院の国民生活調査会でお話を伺い、本日はご本社におじゃまさせていただきました。問題にぶつかるたびに、問題を分析してどうすべきかを考え、それを行動に移して実現していらっしゃる社長の姿勢に、今日も改めて感銘を受けました。

年末も押し迫る中、視察を受け入れてくださった諏訪社長はじめ社員の皆さまに心から感謝申し上げます。
おじぎ

わたしも頑張ります!頑張る