竹谷とし子です。

現在国会は閉会中ですが、本日は参院復興特別委員会が開かれました。

公明党からは、谷合まさあき議員と渡辺たかお議員が質問に。

わたしは自席から応援です。

参議院議員 竹谷とし子 オフィシャルブログ「竹谷が聴く!とし子が語る!」Powered by Ameba

昨夜、小宮山厚生労働大臣が「子ども手当は形を変えて存続」と発言した、との報道がありました。

全額国費で実施、と民主党マニフェストに掲げられた「子ども手当」は、財源が見つからず破綻。結局、児童手当の財源(国、地方、事業主で負担)に頼らざるを得ず、来年度からは、児童手当の拡張に戻ることになったわけですが、この小宮山大臣の発言が複数の議員の質問にとりあげられました。

総理は、これに対して、「(民主、自民、公明の)3党合意に基づけば、児童手当法に所要の改正を行うことを基本として法制上の措置を取る、ということが基本認識だ」と述べ、事実上、小宮山大臣の発言を修正しました。

復興特別委員会は10時半から17時半頃まで行われましたが、肝心の内容は小宮山大臣の発言ではありません。

復旧費用の地方負担分が重いため事業が開始できない問題に対しては、一次補正によるものにも訴求してできるかぎり国で負担できるように取り組むとの総理の答弁や、仮設住宅の寒さ対策など、重要な論点が続きました。

宅地問題PTの谷合まさあき議員が、実地調査にもとづき支援の薄い宅地被害の救済策を求めると、国交大臣から実現に向けて取り組む、との答弁。

渡辺たかお議員が、湯沸かし器がついていない雇用促進住宅にお住まいになっている被災者の方の問題をとりあげると、厚生労働大臣からは、「昨日付けで通達を出した」との答弁。(事前通告を受けてすぐに対応したということだと思います)

寒い東北の冬。炊事にお湯が使えないのはつらいです。

本来なら、予算を使う権限をもっている政府自身が手を打っておくべきことばかり。

委員会が開かれて野党が追求しなければ、政府が動かないことが明らかです。

これから冬を迎える被災地のみなさまの事を思えば、一日も早く、臨時国会を開くべきと思います。