竹谷とし子です。

党PTで検討してきた熱中症対策の緊急提言を発表しました。私はPTの事務局長です。

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石井政調会長の会見映像。
http://www.youtube.com/watch?v=Q0uA6EI39V0

官邸にて福山官房副長官に申し入れをさせて頂きました。

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昨年、熱中症で亡くなられた方の数は1718名。前年の約7倍。熱中症は、暑さによる「大災害」と位置づけて政府が全面的に抜本対策を講ずるべき問題だと思います。

昨年も公明党猛暑対策ビジョン2010を発表していますが、今年は6月時点ですでに6877人の熱中症搬送数で昨年の3倍に上っており、更に今年は、いつもより約2週間早い梅雨明け、電力不足による節電協力要請との関係、被災地での避難所対策など、新たに考慮すべき大きな要因があります。

熱中症は、血液など体液の温度が上昇し、重症化すると中枢神経や肝・腎機能障害や血液凝固異常などが発生して死に至るという恐い病気です。対策はとにかく予防に尽きるというのが関係者の一致した見解でした。暑すぎる環境下で体調不良を感じたら熱中症を疑い、すぐに体を冷やし、水分をとり、体を休めることが必要です。また、そうなる前に、適度に体を冷やしてこまめに水分をとるよう気をつけること、声をかけあい意識することが予防になります。

これまでPTでは、省庁の取組状況、熱中症専門の救急医による勉強会、先駆的に取り組む日本一暑い街熊谷市の視察などを重ねてきました。

節電のために極度にエアコンを我慢しないよう注意を呼びかけることや、街中のクールスポット設置の促進、独居高齢者の見守りや、避難所や学校でとるべき対策などをまとめた今回の緊急提言を政府がすぐに実行に移し、熱中症死ゼロに向けた取組を進めることを強く希望します。