竹谷とし子です。

認知行動療法
という名前を聞いたことはありますか?
うつ病に高い効果があるといわれているカウンセリング療法です。

公明党は数年前から認知行動療法の保険適用を推進し、今年4月から実現しました。

しかし問題は、認知行動療法を行える専門家が少ないということです。
うつ病患者さんのニーズに応えるには、、専門家を育成しなければなりません。
民主党政権がつけた認知行動療法の専門家を育成する予算は、何とたったの1千万円です。

わたしのもとにも、うつ病で悩む方々からお声を寄せられていますが、
その中にも、「認知行動療法は効果があったと思います」というお声が確かにありました。

公明党は古屋議員や浜田議員が中心となって、認知行動療法によってうつ病患者さんが症状を和らげて、社会に復帰することができるよう推進しています。

先日、わたしも公明党女性局の研修会で、日本における第一人者である慶応義塾大学の大野裕先生の講義を受けました。
認知行動療法が、うつ病をはじめ、パニック障害や不眠などにも効き、、荒れた学校の生徒の行動を変えるためにも役立った等の実績があることを知りました。

厚生労働省が行った平成19年の労働者健康状況調査によれば、仕事に関して強い不安やストレスを感じている人は6割を超えるそうです。 労働者だけでなく、悩みを抱える学生さんや主婦の方もたくさんいらっしゃると思います。多くの人がうつ病になるリスクを抱えているのではないでしょうか。

うつ病は、「心の風邪」のようなもので、風邪と同じように誰もがかかりうる病気だ、と聞いたことがあります。
重症になる前に、風邪と同じくらい日常的に、認知行動療法を受けられる時代が来るよう、啓蒙活動と専門家育成を支援していきたいと思います。

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<参考情報>
うつ・不安ネット 心が軽くなる認知療法活用サイト
http://www.cbtjp.net/
精神科医・慶応大学 大野教授 発案・監修

このサイトでは、認知行動療法のスキルを使って、日常的なプチうつ、プチ不安をやわらげ、心を軽くする練習することができるということです。※治療を行うものではありません。

「うつ・不安ネット」 わたしもお試し体験してみたところ・・・・、

まずは、無料・登録なしでできる「心の落ち込み度チェック」。
27点中4点で、「正常」。今のところ大丈夫そうです。
6点以上はうつ病の可能性があるので精神科医に相談を、ということです。

そして、うつや不安を和らげる「かんたんコラム法」もやってみました。
気分を不安にさせていることについて、色んな角度から思考してみる方法です。
これは有料ですが、1ヶ月間だけ735円支払ってやってみました。

うつとまでいかなくても、日常的に感じる不安な気持ちを転換する練習にもなるなあ、というのが感想です。やり方を覚えればサイトがなくてもできますが、サイトは質問に答えていけばいいように体系化されているので、やりやすいのではないかと思いました。
また、自分のことだけでなく、誰かの不安な気持ちを聞く時にも、この方法は役に立ちそうです。(こっちのほうがニーズ高いかもしれません)

ちなみに、なぜ有料なのかな?と思ったら、自分が書き込んだ内容が保存したり削除したりできるので、そのデータベース管理料なんだと納得しました。