竹谷とし子です。
東京は、春のような陽気の日曜日でしたが、やっぱり日が暮れてくると、肌寒さを感じますね。
きょうは上野と池袋の駅前で、高木衆院議員と共に街頭演説会を行いました(写真は池袋です)。
立ち止まって、私たちの話を聴いてくださった方、歩きながら耳を傾けてくださった方、手を振って応援してくださった皆さま!
心より御礼申し上げます!
実は昨日、JRのダイヤ改正により、上野駅と金沢駅を結んできた列車が2線、姿を消しました。
“ブルートレイン”として有名な寝台特急「北陸」。
そして、ボンネット型の先頭車両がかわいい489系車両の急行「能登」です。
ともに、乗車率の低下や車両の老朽化が廃線の理由だそうですが、
半世紀以上もの歴史を閉じることになり、何だか寂しい思いです。
上野の駅前には、「あゝ上野駅」の歌碑が建っているのをご存じですか?(これです↓)
高度成長期の昭和30~40年代に、地方の若者たちが親元を離れ、
集団就職のために列車に揺られ、降り立ったのが上野の地です。
故郷への寂しさを胸に、「あゝ上野駅」を口ずさんでは懸命に働き、
戦後日本の大発展の原動力となってこられたのです。
廃線となる「北陸」や「能登」も、かつては多くの若者たちでにぎわい、
夢と希望、そして不安や郷愁も一緒に乗せていったことと思います。
昨日の“ラスト・ラン”。ニュースで見ましたが、たくさんの鉄道ファンが詰めかけたようです。
私も廃線前に、一度「北陸」や「能登」に揺られて、夜行列車の旅をしたかったな…と思いました。
北陸!能登!長い間、ご苦労様でした!
さあ、明日も朝の街頭演説からスタートです☆