竹谷 とし子です。

私の最大テーマは、財政の建て直しをすることです。

財政再建の第一歩として、まずは、国の財政を、誰の目からも見えるようにする、それが私の目標です。

国の財政に関する情報は、会計のプロである、我々公認会計士の目から見ても、とても分かりにくくなっています。

無駄遣いや悪いことは、見えないところで、起きるものです。

無駄遣いを減らす最大の武器は、国民の「監視の目」です。

監視できる状態に、国の財政をガラス張りにしたい、と思っています。


竹谷とし子ブログ


東京都では、いち早くこれに気づき、取り組んでいます。

財政をガラス張りにする道具として、事業ごとの「バランスシート」を導入。

これによって、事業の責任者が、採算に責任感を持つことができ、赤字垂れ流しに歯止めがかかります。

東京都は、バランスシートを活用して、具体的な方策を検討し推進することで、1兆円あった隠れ借金を返済しました。

国でも、バランスシートは一応作成していますが、とても大雑把なものです。
しかも、出来上がるまでに1年位かかっています。
決算の内容を分析して、次の手を考えるための道具には、とてもなりません。

東京都でも、バランスシートを導入するまでは、決して順風ではなく、最初は大きな抵抗がありました。

石原都知事がリーダーシップを取り、当時の公認会計士協会会長の中地宏氏(私の推薦人です)と、公認会計士である都議会公明党の東村氏をはじめとした、真剣に都の財政を改革しようという考えを持った関係者の方々が推進し、実現しました。

その記録が、分かりやすく、克明に書かれています。

私も、がんばります☆