PAD DOMINUS XLR のバージョンアップ品が届いたと近所のオーディオ店から連絡がきました。
これを取りに行った際に、以前から購入しようかどうしようかと迷っていた
PAD AC DOMINUS をどうしようかなぁ、と。
なかなか踏ん切りが付かなかったので、我が家で使用している電源ケーブルを持ち込んで店主と聴き比べをしてみる事になりまして。
持ち込んだのは自作品で
① SAEC AC-6000 + FURUTECH FI-48(R)
② PAD AC-IOTA + 怪しげなプラグ(ヤフオクで入手)
この2本です。
使用機器は、ESOTERIC K-01XD SE から
jeff rowland Coherence2
ステレオアンプ Viola Symphony
スピーカー ATC SCM50SE
という構成でした。
な、なんと!
これは後で聞いたのですが、このセットで1000万超えるそうです。
特にスピーカーのATC SCM50SE が超希少らしくて、日本で販売しているのはこれ一セットしか無いとか。
今までお店に通ってはいましたが、初めてこのシステムで聴ける機会がやってきました。
これだけでもウキウキしてしまいます笑
店主の客観的な意見が聞きたかったので、敢えてお店での聴き比べをお願いしました。
さてその結果ですが………
AC DOMINUS
どうにも上が出ない(上方向の広がりがないというかステージが低い、PAD特有のエコー感はある。何故か中途半端な印象)
自作ケーブル①
まとまりが良く、ステージも広い。
解像度が高く、メリハリがある。
いわゆるハイファイ調な音。
自作ケーブル②
ステージは狭く、少し団子気味。
パワー感はあるので、ATCのスピーカーと相性が良い。
悪くは無い感じ。
これが店主と一緒に聴いて同様に感じた感想でした。
順位付けをするとすれば
1位 自作品①
2位 AC DOMINUS
3位 自作品②
となります。
これらの結果を踏まえまして………
AC DOMINUS は………買わない!
と結論付けました。
長い事悩んできましたが、聴き比べてみて欲しい!とはなりませんでした。
やはり試聴は大事です。
それにしても、ATC SCM50SE の音は鮮烈でした。
広いオーディオルームがあって、お金に余裕があったならぜひ欲しい!…………まぁ一生無理ですが(-。-;
と、かなり前置きが長くなりましたが、AC DOMINUS分の費用が浮いたので禁断のBNCケーブル(クロックケーブル)に手を出してみようかと思い至った訳です。
今は、クロックケーブルはサイバーシャフトの純正ケーブルを使用しています。
私自身、実はクロックケーブルで音が変わるという事には懐疑的でして、今まで手を出してこなかったのです。
試聴したついでに、店主にBNCケーブルってあります?って聞いてみたら
その辺に転がっていたケーブルを貸してくれました笑
オヤイデ DB-510
ワイヤーワールド GOLD(かなり古いのでたぶん3辺り)
mutech純正50Ω
この3本をお借りしました。
早速サイバーシャフト純正と交換して、聴き比べてみました。
オヤイデ DB-510
良さが全くわかりませんでした。変化した感じも無し。
これならサイバーシャフト純正の方が良いです。
ワイヤーワールド GOLD 3?
中、高域が出るようになりました。ボーカルがリアルになり良い感じで聴けます。
その代わりに低域はかなり減ってしまいました。
銀線なのかな?
mutech純正
悔しいのですが、これが一番良かったです。
全体的に底上げされた印象です。
音の伸びが良くなった感じがします。
大体この様な感想になりました。
BNCケーブルで音は変わるんですね(^_^;)
という事で、これからはBNCケーブル探しが始まる事になりそうです。