オーディオネタです。


前回は



またしても借りてみたシリーズ。



PAD AC DOMINUS という、一昔前のハイエンドケーブルをお試し中です。



トータルで150時間以上は通電させましたので、本来の音になっているだろうと。



お借りしたケーブルが長過ぎて(暗くてすみません)



とんでもない感じに接続されています笑







さてこのケーブルの感想ですが、なんか上手く表現する言葉が思いつかないんですよね(・_・;




ひとつ言えるのは、オールジャンル向きでは無いのと、ある程度の音量を出さないとケーブルの良さが発揮しにくいなと感じました。



通常聴いている音量よりも、10dbくらい上げて聴くと良さが出てきます。

マンション6畳間の箱庭オーディオ的にはなかなか厳しい条件なんですよね(-。-;




現在主流のケーブルと比較すると、解像度は若干甘く感じますし、低域のキレも無いかなぁ。

メタルや打ち込み系の音楽だと今一つ物足りなく感じてしまいます。




ですがPAD特有の色気が感じられるので、女性ボーカルやジャズとかは良い感じで聴けますね。




PADだけに、少し厚めで煌びやかな音に変わるかと思っていたのですが思っていたのと違って爽やか系に感じるんですよね。




昔に一度だけフォーカルのスピーカーを聴いた事があるのですが、その時に感じた感覚に近いです。



その時聴いたのは、確かAria906だったような。


とにかく爽やかな音で、サラッとしていた印象が強いです。


Dynaudioのスピーカーとは対極の音なのですが、それに近い音に感じます。




以前に導入したPADのXLRケーブルとは全然違う方向になったので、正直導入しようかどうしようか迷い中です。





ですが、この年代物のプラグを




フルテックのFI48(R)あたりに変えてあげれば良い方向に化けそうな気がするのです。




実際に現行のAC DOMINUSには



フルテックのFI48(R)のプラグが使われていますし。

(現行機器は1.5mで約4818ドル、約70万円です)




と言っても線材からして今と昔では違ってまして、現行機器は銅線のみ。



お借りしている昔バージョンは様々な合金で作られています(金とかパラジウムとか色々らしいです)。




変えてみてどう転ぶかは賭けになってしまうのですが、試してみたいなぁ〜とも思ってみたり。




まだ売値は決定していないので(お客さんの委託品なのです)、納得できそうな価格でしたら導入してみようかと思ってます。