教育の深さ | 田上剛大のブログ

田上剛大のブログ

あたたかくて、たくましい。
素敵な会社創りを目指して

昔教わった事に教育、躾の深さがある。

教えている方も、教わっている方も、
得てして錯覚を受けているという事。

例えば、
親御さんの子供に対しての躾。

Aという家庭では、
食事が終わるとは、最後に手を合わせて"ごちそうさま"と言う所までなんだよと教える。

Bという家庭では、
食事が終わるとは、ごちそうさまをしてから最後に使った食器をシンクまで持っていくまでをいうんだよと教える。

Cという家庭では、
食事が終わるとは、最後に使った食器を洗って棚に片付けるまでを言うんだよと教える。

どの家庭の親も、その家庭の子も、
私は躾をし、躾を受けたというだろう。

どのレベルでの教育かだ。


今日店舗でも同じような事が起きた。

団体のお客様に対してのファーストを出すのが遅れた。

どうしてや、急げ!と言っても、

"オーダーが重なりまして"、と平然としている。

久しぶりにカッチーンときた。

そんなもん知るか、
理由になっていない理由だ。

店長にはどうなっているのか?と聞くも"普段からも言っているんですが"という…

自分はやるべき事をやっていると安易に錯覚してはいけない。
教育していると錯覚してはいけない。

お客様に対してが全てだ。

料理を作る事が仕事ではない!
最高の料理を最高のタイミングで最高のサービスで提供して仕事だ。

教育の深さを改めて意識して欲しい。

自分達は本当に正しいか?
と日々、自問自答するくらいで調度良い。

私も悪い。
今日は本当に悔しい想いをした一日だった。


iPhoneからの投稿