【東京でも定期借地の環境をつくりたい】

このテーマを小さなセミナーで発表したことがあります。

セミナーのテーマが決まると、セミナーの内容とシナリオを考えないといけません。

そうすると考えます。なんで東京でも定期借地の環境(住環境)をつくりたいと思うのか??

 

今まであまり意識をしていなかったのですが、ぼやっと思い浮かべたのはお客さんの顏。

定期借地の上に家を建てたお客さんの顏です。

 

どんな顔か、歳でいえば50歳、時には70歳のお客さん。

新築分譲住宅ばかりを販売していた私からは、はっきり言って違和感のある年代です。

(新築分譲を買う人は、もっとぴちぴちしています。すみません。若い方が多い。20代~30代

 だから、小学校区の善し悪しで販売状況が決まることも多い)

 

そんな50代、70代のお客さん。

共通点は1、夫婦仲が極めていい!   2、もう土地はいらない。

そしてそれぞれのお客さんに子供がいるんですが、50代の方は成人した子供、(もう子供と言えない)

70代のお客さんは、私と近い40代(もう結婚しないかも知れない。)

 

50代の夫婦は、このままマンションに住んで「高い管理費、高い修繕費を払うのはしんどい」と

考えていました。事実、借地上に新築して二人で楽しみたいというアイランド型のキッチンを

叶えました。しかもマンションに住んでいたころの出費より低く。

 

70代の夫婦は、古くなり、駅が遠く不便にもなった一戸建てを引き払い。新築を購入しました。

キレイな家で奥さんもお喜びです。

 

土地を買わないことで経済的なメリットが生まれ、ミドルになった方でも幸せに住める家。

これが借地の住まい方。なのかな。と思いました。借地を提供することで今まで持家に縁が

なかった方までもが、幸せな家をもてる。これを提供したい!!!

 

この方法を求めているのは、どこでもない東京だ!だって土地が一番高い訳だから...

そして、東京には仲のいいミドル夫婦が多い!

土日何ると(年がいもなく)手をつないで歩いている人が多い... うらやましい。

 

そんなことで東京で定期借地の(選べる)環境をつくりたい訳です。

 

 でも。しあわせな家を建てる前に、幸せにしないといけない人がいるのです。

 それではまた、書かせて頂きます。   ありがとうございます。