こんばんは、よら天子です。
とても嬉しい上映が決まりました。
嬉しすぎて、自宅でブログを書いています。
眠いです・・・。
上映は2~3日ほど前に決まっていたのですが、
なかなか記事をアップする時間がなく・・・。
最近、デジタル映写機の研修や、
スタンダードレンズ調整の立会いや、
その他色々な仕事に忙殺されて、
お客様の顔を拝見することができません・・・。
寂しすぎます。映写室って孤独です。
「映画好きなんだな~」という雰囲気のお客様を見かけるだけで、
「よし!頑張るぞ!」と勝手に元気玉を頂いているのですが、
最近の私は顔の濡れたアンパンマン状態です。
そんな中、あの、あの、あの、『アルゴ』の上映が決まりました!
お客様の良い映画を見たときの「ぱぁぁぁ」っとした明るい顔を想像できます!
3月9日(土)~3月22日(金)
『アルゴ』
解説: 『ザ・タウン』などのベン・アフレックが、監督、製作、主演を努めたサスペンス。1979年のテヘランで起きたアメリカ大使館人質事件と、その裏で敢行されたCIAによる救出作戦の行方を追い掛ける。監督として『ザ・タウン』で見せた緩急自在な演出をベンが本作でも繰り出し、謎に包まれていた救出作戦の全ぼうを活写。その一方で、貫録たっぷりに指揮を執るCIAエージェントを熱演する。『リトル・ミス・サンシャイン』のアラン・アーキンや『アーティスト』のジョン・グッドマンら、脇を固めるベテラン勢にも注目。
あらすじ: 1979年11月4日、テヘラン。イラン革命が激しさを募らせ、その果てにアメリカ大使館を過激派グループが占拠し、52人もの人質を取るという事件が起きる。パニックの中、アメリカ人6名が大使館から逃げ出してカナダ大使の自宅に潜伏。救出作戦のエキスパートとして名をはせるCIAエージェントのトニー・メンデス(ベン・アフレック)は、6名が過激派たちに発見され、殺害されるのも時間の問題だと判断。彼らを混乱するテヘランから救出する作戦を立案する。しかし、それは前代未聞で大胆不敵、そして無数の危険が伴うものだった……。
ベン・アフレック監督って、あの俳優の?と思われた方、正解です!
天は二物を与えずって嘘ですね!
与えすぎだと思います!(笑)
映画撮ったこともない素人ですが、
ベンさんは「映画作りの天才」だと思います。
前作の『ザ・タウン』も一緒にオススメします。
映画の見せ方が本当に上手い監督です。
高度なテクニックとわかりやすい演出の映画なんですが、
コレって、実はすごく撮るのが難しいと思います。
高度すぎて、「???」だと映画マニアにしか受けない映画になってしまいます。
わかりやすい演出だけだと、考える必要がなくなり、
頭にも心にも残らない映画になってしまいます。
この『アルゴ』は実話でもあるので、結末はだいたい想像できると思います。
流れも読みやすいです。
でも!
この作品の凄さは、結末がわかっていても、ハラハラドキドキさせる所です。
そのハラハラドキドキも、落とし所が絶妙で、途中で飽きさせたりしません!
『ザ・タウン』でもカット割や編集が素晴らしかったのですが、
『アルゴ』でもその才能を発揮しています。
それどころか、前作よりバージョンアップしていて、
ウィットに富んだ笑いの要素も取り入れていて、
まだまだどんどん成長している怪物じゃないの?!と思いました。
褒める所が多すぎて、ブログが終わらない可能性があるので、このへんで差し控えます
が!凄い良い映画です!
差し控えられていない!

抑えて抑えて・・・
ちなみに、私は去年、デジタル上映で見ました。
冒頭で、傷だらけのフィルムの演出があって、
「明るさはデジタルなのに、これは?」と不思議でした。
実は大きい声で言うと、サンサン劇場の首を締めることになるのですが…
フィルムの映像を模したデジタル作品を見ると、
ムスッとしてしまいます…。
なんとなく、フィルム的な演出があると、
「この作品はフィルムで見てね。」と言われてるような気がするのです。
もちろん、それだけではなく、画質の荒い演出もあったりして、
フィルムの方が似合う気がします。
という個人的な嗜好で、
どうしてもこの作品を35mmフィルムで
見たくて見たくてたまらなかったんです。
それを自分で上映出来るなんて、嬉しすぎます!
忙し忙し!とか言いつつ、
「お客さん~いい子入ったよ~。
アカデミー賞に7部門もノミネートだよ~。
そんな活きの良い子がなんと!1700円!
会員だと1300円だよ~安いよ安いよ~
かなりお買い得映画だよ~損はさせないよ~」
と劇場前で客引きをしたいぐらい傑作です!
そしてあえて言います。
3月13日にDVDとブルーレイが出るようです!
なぜ、ここで言う?!とお思いでしょうか?
DVDより、映画館で見る方が絶対良いと断言できます。
ぜひ、劇場でご鑑賞ください!!