今こそ見てほしい「ももへの手紙」! | sunsun cafe

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『ももへの手紙』がついに公開されました!

もうすでに海外では絶賛につぐ絶賛の声が巻き起こっています!

 

イタリア第14回フューチャーフィルム映画祭最高賞プラテナグランプリ受賞

ニューヨーク国際児童映画祭 長編大賞受賞

文化庁メディア芸術祭 優秀賞受賞

36回トロント国際映画祭 正式出品

27回ワルシャワ国際映画祭 正式出品

44回シッチェス・カタロニア国際映画祭 正式出品

16回釜山国際映画祭 正式出品

31回ハワイ国際映画祭 正式出品

 

この映画は、美しい日本の原風景残る瀬戸内の小さな島を舞台に、父を亡くした母と娘、そしてその2人を見守る不思議な妖怪たちの心暖まる物語です。

 

沖浦啓之監督と言えば、1999年『人狼 JIN-ROH』で世界中から喝采を浴びた才能豊かなアニメーション監督です。徹底したリアリズムと、硬派なストーリー展開が特徴でしたが、『ももへの手紙』では180度違うハートウォーミングな作品に仕上げています。

そして、これがめちゃくちゃ良いのです!アニメならではの世界でありながら、物語の芯の部分は実に実写的で、なんとも豊かな映画なんです。映画が心にスーッと染み込んで来るのがはっきりとわかってすごく気持ちが良いんです。

こういう言い方は御幣があるかもしれませんが、なんと言いますか、アニメを見た時にたまに感じる「違和感」がまったくないのです。勝手な推測ですが、『人狼 JIN-ROH』を見た時も感じたのですが、沖浦監督は、アニメ監督でありながら「アニメだから」「アニメらしく」というような感覚で映画を作っていないように感じます。(生意気言ってすいません。)

 

とは言え、ざっくり言ってこの映画はファンタジーです。でも、この映画で描かれていることを信じたいですし、信じたくなります。いや、信じさせられます。押し付けがましくなく自然にそう思えるのです。見えないだけで、きっと私たちの周りには彼らがたくさんいるんですよ。そう思うと、なんか元気が出てきます!

 

「アニメは子どもと一部のファンが見るもんだ」というようなイメージをお持ちの方にこそぜひ見てほしいです!

老若男女問わずすべての人の心を暖める素晴らしい映画です。

ぜひ、スクリーンでお楽しみ下さい!