難易度「C」! 水族館を撮る  | t-speedブログ

難易度「C」! 水族館を撮る 

ちょっとした水族館的なとこにいきました。
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この手の魚は泳ぎが速く、おいらのコンデジでは捕らえられません。
そもそも水族館は照明が暗いのでSSが落ちてしまいます。

カメラのAFが遅いので合焦してからシャッター押してもとても間に合いません。
さらに動きの速い魚なのでSSが遅いと被写体ブレを起こします。
ですからしかたなく最高ISOの1600を使ったりしました。
連射も毎秒1枚くらいしか撮れないので意味ないですし、
追従するコンティニアスみたいなのもありません。
その上、ライブビューでの流し撮りをやっています。

これを難易度「C」と言わずに何を言うのか。

おいらの考えた作戦は
MFちっくに置きピンで撮ろうとしました。
適当な距離の魚などで測距してそれをロックしたまま
その距離に来たときにシャッターを押します。
微妙なズレはカメラを前後に動かして距離を調整します。
被写界深度は手前に浅く、奥に深いというのを利用し、
さらにピントの深いコンデジの特性も使って前ピン気味に合わせればいいかなという。

結果ですが、
そんなにうまくはいきません(;~_~)
たぶん理屈は合ってるはずですが、魚は同じコースを通ってくれるわけではないですし、
水槽内は屈折したりするので距離が分かりにくく、目印もありません。
いつか撮ったラジコンのドリフトよりも難しいです。
ラジコンの時は日中の野外なのでSSが稼げますし、なんなら遅めでぶらすくらいの環境でした。
しかもだいたいコースのクリッピングポイントをなめてくるので
そこに前ピンを置いて待機してればけっこう捕らえることができました。

おいらは何枚も撮りましたがいまいちいいのが撮れませんでした。
ガラスに反射して蛍光灯などが映り込んだりもありますし、
魚がゆっくりになったときにわりとくっきり写ったものもありましたが、
泳いでいる魚のスピード感がなく、失敗作となってしまいました。
それらの中で、一番雰囲気のあるものが上の写真です。
ちょっとピン甘で、被写体ブレしてますが泳いでいる感じは撮れたと思います。


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アメザリ。

動きがゆっくりなのと蛍光灯が明るかったのでうまく撮れました。
赤と青が鮮やかな写真になりました。

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照明自体が赤みがかったものだったような気がします。

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海岸の浅瀬によくいるカニ。

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カブトガニかな。

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タカアシガニの手w

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いい感じに撮れました。

こういうのは単焦点の中望遠があればぐっとよくなるんでしょうけど。

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コバンザメ。
こっちが下側だと思います。

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水槽越しです。

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ホウボウかな。
グリーンのハラビレと目が美しい。

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ハリセンボンでしょうか。

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ウツボ。

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上のアッパーバージョンかなw
迫力のショットになりました。

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ガラスに映り込んでいます。
ちょっとアンダー気味でした。

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ミノカサゴかな。

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なんだろう。

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いい感じに撮れました。


やっぱり昔に来て撮った時より
あきらかにうまく撮れるようになりました。
カメラは変わってないんですけどね。
やっぱり勉強するもんですね^^
全体的に少しアンダーな写真が多いですが、
SSを遅くしたくなかったので少しマイナスに落としました。
主に換算50mm付近から90mmくらいで撮ってるので
f値も5付近に下がってしまいますし。
理想はf1.8の90mmでパシパシ撮れたらいいんですけどねえ。

ちなみにノートリミング&無編集です。
なんかトリミングするとおいらが見た雰囲気が損なわれる気がするので、
ちょっとくらい余計なものが入ってもそれはそのまま残しました。
カメラがOM-Dだったらどれほど楽にきれいに撮れるんだろうか。
こういう、難易度の高い撮影環境でこそいいカメラだと楽に撮れるんでしょうね。
おいらはだいたいこの4倍くらいはシャッター押してますが、
他は失敗作です。

いいカメラだと失敗がぐんと減ります。
そして、表現力の幅が大きく解像感のある透き通るような写真が撮れるんですが・・・
おいらは数千円のコンデジでここまで撮れたのはかなりがんばったほうだと自負しています。
いいカメラだと何倍も楽ですもの。

ここは無料で入場できますし、
天気が悪くても室内なので関係なく写真が撮れて、
難易度の高いものから動かない明るい簡単な被写体までバエラエティーに富んだやつらがいるので
とても気に入っています。
またいいカメラを買ったりレンズを買ったりしたら試しに行きたいですね。

*前回のブログでオリのペンでトーンコントロールが
ハイライトとシャドーのどちらかのレベルを調整できると書きましたが、
OM-Dと同じく両方とも同時に調整することができました。
ハイライト+1 シャドー+1とかもできます。




おわり