ペンミニ2のカスタム設定をシミュレートしてみる | t-speedブログ

ペンミニ2のカスタム設定をシミュレートしてみる


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ダウンロードした取説を完全に自分のものにするために
ノートにまとめて、自分の使い方に応じてくれるかシミュレーションします。

おいらが欲しいペンミニ2ですが、
前回、試写してきたときにうまく設定できなかったことがあったので
それを取説にてどうやればいいのか調べてマスターしておきました。
このペンミニ2という機種はほとんどOM-Dと同じような設定も可能になってますね。
ペンミニ1では省かれていた機能も、2では全部入っていて
上位機種ライト5と物理スイッチを使用する設定以外はまったく同じのようです。
物理スイッチが1個とモードダイヤルがないのはどうにもなりませんけどね。
やはり入門機という目で見るにはあまりにももったいない機種ですよ!

おいらは今回、
カスタム設定を重点的に勉強してみました。
これは初期設定では奥のほうに隠されていて、表には出ていないモードです。
まあ、オリを使ってる人は当然使いこなしているはずですけど。

前回の記事でおいらは
Aモードなどにおいて、
一発で「絞り」を変更できなくて、2アクションかかってしまうと書きましたが
これはカスタム設定のボタン割り当てで改善されます。
そもそも初期設定では背面コントロールダイヤルが無効になっていまして
それをカスタム設定でオンにすることから始まります。
そうすることでAモードなら絞り、SモードならSSをくるっと直接変更できるようになります。
やっぱりこれができないなんてことはないと思っていましたよ。

「露出補正」は上押して左右。

そして、よく使う
「ISO設定」
これが一発でモードに入れません。
OK押してライブコントロールに入ればあります。
これをなんとかするのがボタン割り当て機能。
ISO設定を右ボタンに当てることで普段使わないフラッシュ機能と交換します。
おいらはオートISOはもちろん使いますが、
時には少しでも画質を高めようと、低ISOにしたりすることがよくあるので。
追い出されたフラッシュ機能は、
OKボタン押してライブコントロールを出せば項目からすぐに設定できます。

「ホワイトバランス設定」
OK押してライブコントロールを出せばありますが、
おいらは日陰に入って色味がちょっと違うなあと思ったら積極的に変更します。
ですからちょいちょい変更したいのですが、
WBも一発でモードに入れません。
そこでライブガイド/Fnボタンという初心者向けのモードボタンをこれに割り当てます。
カメラの上面の右端についてるボタンです。
覚え方としては、WB→天気モード→天面のボタン
追い出されたライブガイドは初心者向けなんでおいらは使わないです。

「MFやAF+MF」はOK押してライブコントロールから。
「タイマーや連射」は下ボタン。
「AF位置(サイズ)」は左押してINFOキー。
「AF-S、コンティニュアス」などはOK押してライブコン。

おもにこんな感じに設定すればおいらは快適につかえそうだなと。
AELは基本使ったことがないですし。
使う時がきたらその時に考えます。
動画ボタンはもちろん使わないのですが、
なにかいいアイデアが浮かんだ時のために今は空けています。
たぶん使っているうちに、もっとこうしたいとか要求がでてくると思うので
その時に割り当てようかなと、一等地ですからね。

とりあえず、
全体を見渡したければOK押してライブコンを一通り見てみるというのが基本ですね。
パナのクイックメニューや、ソニーNEXのソフトキーC(中心ボタン)みたいなもんですね。
さらにはカスタム設定で「スーパーコンパネ」を表示する設定をすれば
ライブコンからINFO押すことでスパコンという設定一覧表を出すことが可能に。
ライブコンを隠してスパコンのみにすることもできるようですね。

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ライブコントロールのアイコンが分からなくて書き出しました。
一度確認できれば簡単です。
ちなみにドライブと書いてるのはソニーは連射やタイマーの項目をこう呼ぶからです。

おいらはほとんどすべての機能を確認して、
ペンミニ2というのはやっぱりおいら向けでかなりいいカメラだと認識できました。
ボトムエンドの入門機だというのに、
隠し設定を開放することでかなり詳細なコントロールが可能になります。
機能においても、描写においてもM43機ハイエンドのOM-D同等。
昨日今日、
「宮崎あおいがかわいかったからオリンパスのカメラ買ってみたよ」
なんていう 初心者マークのオートマ専用のミーハー女子にさえ
これほどのスペシャルマシンを与えてしまうことになるとは・・・
だからと言ってかっこいい写真が撮れるかは別ですけどね。

まあ、レンズ交換式は交換レンズを使いこなしてなんぼなんですけどね。
おいらがこれ一本だけ追加したいと今のとこ思っているのは
60マクロなんですが、
雑誌を読んでレビューを見るとおもしろい記事がありました。

M43はセンサーがフルなどに比べて半分ほどしかありませんので
ボケ表現においてアドバンテージがありますが、
マクロ撮影においてはたくさん絞らなければならない大型センサーより
4/3インチのセンサーのほうが開放よりで撮れるため回折ボケになりにくく、
絞ることによるシャッタースピードの増加も少なくてすむそうです。
マクロ撮影はごくピントが浅いので速いSSが使えるというのは手ぶれに強く強力な武器になるようです。
M43はやはり機動力でフルサイズやAPS-Cに勝っているので
それを生かした方向に撮影のスタイルを持っていくとより楽しめるかもしれませんね。
センサーが小さいほうがパンフォーカス向きだというのが生かされています。

AF+MFによるフォーカスリングを回したときの拡大機能も
倍率を変更することができてとてもやりやすかったです。
マクロ撮影が楽しくなると思いますねえ。
ペンミニ2は
「このかっこいいカメラを持ち歩きたい」
と最初に思った一品なのでぜひ欲しいと思っています。

ちょっとだけ気になった点は
○コントロールダイヤルが小さくて親指がでかい人は押しにくいかも。
○キットレンズのトルク感がやや軽いような感じ。

まあ、個人の感想なので人によってはちょうどいいんでしょうけど。
こと、女子にはちょうどいいかもしれませんね。




おわり