これが噂のフリッカー | t-speedブログ

これが噂のフリッカー

今まで一度も行ったことなかったカメラ専門店に行ってみました。

そこにはなんとおいらが見たかったコンデジのRX100が置いてありました。
さっそく触ってみたのですが、
なにかモニターが帯状に変な帯状の色味を出します。

まさかこんな変なモニターのままソニーが売り出すわけがなかろうと、
店員さんに「詳しい人をお願いします」と読んでもらいました。
かなり年配のおじさんが見てくださったのですが、
いろいろいじったりして、
「モニター中だけに出ているようなので蛍光灯の反射でしょうね」
と言われました。
他のカメラでも出ますか?と聞くと
S110で同じ辺りでやってみるとこれまた盛大に帯状の模様もだしていました。

おいらは
「蛍光灯のヘルツが影響するやつですか」
と聞いたのですが明確な返答はもらえませんでした。
まあ、結果はどのカメラでもそういうよろしくないモニター現象が見られたので
なんというか、このお店はよりによって運の悪い条件が重なったものだとと思いながら帰路に。

そしておいらはいつかどこかで
蛍光灯の周波数が影響してモニターに変な色を出すっていうのがあったなあと思い出していました。

「あれ、なんだったっけなあーなんていうんだっけなー蛍光灯の周波数が影響するやつ」
とずっと考えながら車を運転していて
(おいらはスマホとか携帯電話でネットできない)
ついに思い出しました!

「そうだたしか、フリッカー」
最近の人は無理に思い出そうとせず、すぐにネット検索する人が多いみたいですが、
それってあまり楽しくないことだとか誰かが言ってたような気がします。
おいらもそう思います。

話を戻します。
「フリッカー」というやつですよ、たぶん。
おいらは先ほど調べてみたんですが、
モニタリングしているときも、AEのためにオートアイリスというのが働いていたりして
フリッカーぽいものが発生することがあるそうです。
まあ、動画でも発生するんだからモニタリングでもするんでしょうね。
しかし、フリッカーが大発生するカメラ屋さんの照明ってどうなんw
おいらが質問して初めてそれに気づいたっぽいので
みんなそこまで気にしてないのかなあ(;~_~)
専門店なんだからフリッカーレスLED電球みたいなのや、
インバーター式蛍光灯にしてくれればいいのに。
まあただ蛍光灯が古くなって周波数が変わっているのかも。

とはいえ、
初めてRX100を触ってみたわけですが、
起動、オフが少しゆっくりだなというのはたしかにありました。
まあ、そんなのは微々たるものなんですが、
シャッター音がめちゃくちゃ変わった音でした。
おそらく電子音ではなく、本当のメカの動作音だと思うのですが、
ノーパソのキーボードの音みたいに
「チッ」というように聞こえました。
なんというか微妙な音だなあとおいらは思いました。
でも、 youtubeで見たようにレスポンスはおそろしくよかったです。
半押しのままならパ、パ、パチと指で押せるスピードにそのままついてきます。
おいらのFP1は半押しキープのままそのピント位置で連続撮影することができないのです。
ですから、二、三枚続けて撮りたくても、毎回AFしなおさなければなりません。
そして、やはり1インチセンサーだけあって、
近接での撮影においてはかなりの背景ボケを得ることができました。
コンデジとは思えないですね。
また、おいらが本で読んだとおりテレマクロ的にポートレートを撮るのは
あまりボケが期待できませんでした。
F1.8で近接撮影できるのがほんとにW端28mm(換算)のとこだけで、
35mmに伸ばすともうF2.2くらいになりますし、最短距離も長くなるので思ったよりボケませんでした。
やっぱり28mmの端っこでマクロ的に近接するよりないですね。

外観はレンズがせり出してくると大きめになります。
ボディが小さいくせにレンズの鏡筒が太いせいか迫力あります。
少し撮ってみたのですが、
やはりフリッカー気味な環境なのであまりいい感じに撮影できないのもあってか
あまり
「このカメラは欲しい!」と思わせるものではありませんでした。
厚みが結構ありますし、デザインもちょっともっさりしてるので
おいらの好みではなかったのかもしれません。


そして今度は他の家電屋さんに行きました。
そこにはおいらの今イチオシのペンミニ2があります。
先日はレンズエラーになってたので、
今日はもしそのままだったら、どうにか使えるようにしてもらおうと思っていましたが、
まともに試写できるようになってました。

おいらのペンミニ2の感想です。
けっこういいです^^
シャッター音は軽く「パシャ」といった感じの音で、
レリーズも速いと思います。
NEXみたいに「シュパッ」と弾かれたような勢いはないですが、
パナみたいに「カタ」っとのんびりじゃないです。
ちょうどいい感じにおいらは思いました。

グリップとカメラの厚さがおいらの手にちょうどいいです。
背面の親指のとこのグリップはエッジが少し反っていますが、
OM-Dほどは反り返ってません。
非常に持ちやすいです。
ライト5も隣にあったので比べましたが、やっぱりボディの厚さが全然違います。
バリアン液晶を抜きにしてもずいぶん厚い気がしますね。
でかいグリップのせいでしょうか。
そしてOM-Dもとなりにあったのでこの三機種を同じように設定していじってみました。
センサーが共通なのでレンズも同じなら出てくる絵は同じということなので
撮影するまでのプロセスが値段の差ということになりますね。

OM-Dは電子ビューファインターでのぞきながら撮影できて、防塵防滴でバリアングル液晶。
モードダイヤル他、露出補正、絞り/SSダイヤルあり。
2万円↓
ライト5はバリアングル液晶でモードダイヤル付きと物理ボタンがミニ2より2つほど多い。
2万円↓
ミニ2は液晶固定でダイヤル無し。

でも画質はほぼ同じという。
まあOM-Dはレンズが電動ズームなので描写がちがいますけど。
設定項目などもほとんど同じくできると思います。
ミニだから機能が少ないとかはほとんどないようです。
ライト5も、ミニ2もカスタム設定を出現させれば
かなり詳細なところまでカスタマイズできました。
これにはオリンパス初めてのおいらはびびりました。
ソニーなんかもボタン割り当てなんかは少しできますけどね。

おいらはミニ2の外見がとてもかっこよく思えましたし、
モードダイヤルもあまり必要ない感じでした。
どーせ絞り優先AEしか使わないし、
SS優先に変えるときもメニュー押したら下押せば変わったと思います。
ただ、ミニ2に関しては絞りを変更するときや、露出補正をするときに
ダイレクトに一発で変更できるダイヤル的なものがなく、
どちらにしろ一度↑キーを押してから、
↑↓で絞り、←→で露出補正という操作をしなくてはなりません。
NEXやOM-Dはダイヤルや、ホイールをくるっと回すだけでいきなり変えられるんですけどね。
2アクション必要です。
*カスタム設定で改善されます。
詳細は次記事にて。

基本的な設定はすべて真ん中のOKボタンを押せば羅列されるので
ここでかたっぱしから変えることが可能です。
フォーカスについては、←を押すとAFポイントが画面に出るので
それで一眼レフのようにポイントを動かすこともできますが、
おいらは基本、ど真ん中しか使わないのでそのままで
Fnボタンを押すことでエリアの大きさを変えることができます。
NEX的に言えばフレキシブルスポットみたいなものです。

そして、AFと言えばタッチシャッター。
画面の左に出ているアイコンをタッチすることで
タッチシャッター、タッチAFのみ、タッチパネル使わないを変えることができます。
おいらは初めてタッチシャッターしてみましたけど、
好きなところを押すだけでそこにピントを合わせてシャッターを切ってくれるので、
とても便利です。
AFも素早いのでまったくストレスを感じませんし、めちゃくちゃ便利ですね。
こういうのって昔ながらのカメラマンは嫌うのかもしれませんけど、
おいらは便利なものは活用していきたいと思っています。
この機種もシャッターは軽くレスポンスよくパシャパシャ押せます。

そしてオートレビューをする秒数までもカスタム設定できます。
さらにシャッターを半押しすればすぐにレビューは消えるので
2秒に設定したからといって、いつも待たなければならないというわけではありません。
おいらはシャッターを押していて
どうにもレビューが出るタイミングがばらつきがあるように思って考えたのですが、
どうやら、
シャッターを押して、半押しが離れるまでレビューが出ないようです。
ほかの機種では問答無用でシャッター切ったらレビューがすぐ出ますが、
このペンのカメラは半押しを解除しなければレビューが出ないので
おいらみたいに一枚撮ったらオートレビューですぐ見るっていうやつは
押しきったらすぐ最後まで離すというのを意識する必要がありますね。
離すのが遅れると遅れてレビューがでるので気持ちが悪いですから。
まあ、別の考えかたをするなら
半押しを離さなければピント固定のままノーレビューでパシパシ連続で撮れるということにもなります。
そして全部離したときに最後に撮ったやつのレビューが出るというわけですね。

いろいろ分かってくるとおもしろいです。
まだ店頭で少し触っただけなので
まだ 思うように設定できてないんですが、
取説を読み込んでマスターして、店頭でさくさくと設定を試してみたいですね。
とりあえず、本日始めてペンミニ2を触った感触としては
おおむねおいらが想定していたような機種で 安心しました^^





おわり