動くものは動いてていいんだ
また安物のカメラを持って撮影の腕をレベルアップすべく
やってきました。
それはRCカーのイベントです。
ちなみにおいらは初めて走ってるのを見ました。
遠い昔は日曜の午前10時くらいから
「田宮RCカーグランプリ」
っていう番組をやっていて、
その1コーナーである、
「ミニ四駆」のイベントを楽しみにしていたものでした。
ですからおいらはRCカーにはぜんぜん詳しくありません。
部外者ですから勝手に撮影しています。
*関係者の方、ドライバーの方で勝手に掲載されては困ると言う人は
コメントしていただければ対応します。
まあ、おもいっきり写真撮ってたんで
ダメならその場で注意されたでしょうから問題ないものかと。
これはなんてクルマだろう、フェラーリかな。
トリミングしてますが、
おいらが撮った中ではいい写真のほうです。
おいらは昔は、実車で峠のほうに「ななめ走り」の遊びに連れていかれたりしていました。
その仲間うちでは一番上手なやつの隣で、
おもいっきりマージンをとってもそれはとてもおそろしい世界でしたよ(;~_~)
一番迫力があるなあと思ったのは
レッドゾーンまで回すエンジンの音、
タイヤのスキール音と、焼けたタイヤの匂いでした。
普段自動車を運転するときには感じることのない感覚でしたから。
それが頭にある上でこのイベントを見にいったので、
正直、
「あれ?」
といったものでした。
おいらが衝撃を受けた「音と匂い」が無いからでした。
まあ当然といえば当然。
RCカーは「キューン」というようなモーター?の音しかしませんし、
タイヤもよく分からないですが、まったくスキール音はしてませんでした。
おいらが受け取った感覚は
レースゲームの音量をミュートしたものというもので。
見ると、すごいクオリティの出来栄えのマシンで、
まったく実車と見間違わんばかりのRCカーなのですが、
やっぱり走ってる様はミニチュア模型なんだなあと。
ここまでRCカーの悪口しか書いてないように見えますが、
おいらの「自動車レースにモノ」に対するインパクトは
やっぱり「音」なんだなあと再認識したまでで
とくにつまらないと言ってるわけではありません。
ウエブログ自体、写真自体が音を発するものではないので
マーク2かな。
おいらは静的なもの、つまり
動かないモノや、止まってるものばかり撮ってきたので
今回のような
すごくクイックに動く被写体はとても写真を撮るという上で勉強させられました。
RCカーは30センチくらいあったのかな。
それが素早く動くので、いくらいい場所で近接して撮影しようにも難しいです。
大きく写した写真が撮りたいので、やはりズームしてできるだけT側、
コンデジなのでよく分かりませんが多分換算120mmくらいで撮影しました。
そうすると当然、画角は狭くなってしまい素早く動く被写体を捕らえるのは
難しくなります。
おいらの失敗はここから始まりました。
素早く動くものはブレ易いと思い、
そこでシャッタースピードを上げるためにISOをオートからマニュアルで上げて撮ってみようと
考えました。
そして後から取得物を確認していて気が付いたのは
なんだこの全然迫力が無い写真・・・
という結果でした。
動感が少しはありますし。
これもマーク2かな?
上の写真と次の下の↓写真は似たような写真ですが、
おいら的には上のほうがまだマシです。
上の2枚と比べて下↓は大失敗に近いですそれはなぜでしょうか。
答え。
タイヤが止まってる。
上の二枚は後輪のタイヤがかろうじて回転方向にブレているので
少しは回って見えます。
後ろのトラックはタイヤが回転しているのが確認できます。
それでもまあ不十分ですが・・・w
最後のやつは完全に止まってしまい、まるでただちょこんと置いてある車のよう。
RCカーの「斜め走行」用のクルマは4WDなのが定番で、
実車のようにFRではありません。
おそらく実車のようにサイドブレーキで後輪をロックさせているの状態ではないと思いますので、
*そもそもRCにサイドブレーキがあるのかを知らないw
フロントタイヤはもちろん、リヤタイヤは回転しているはずなのです。
やはり前か後ろ、どちらかのタイヤが回転しているのを想像させる写真が撮れてないと
こういうものは迫力がなくなるんだなあと思いました。
おいらがシャッタースピードの設定を間違ったという結果ですw
ゴールドのマーク2の写真で上のほうは
ISO200の1/320で撮っていたのに
下の方は
ISO400の1/800で撮っています。
おいらのカメラはおもちゃのコンデジなのでシャッタースピードを設定出来ません。
ですからISOを上げるとシャッタースピードは上がってしまいます。
おいらが最初のほうで「車体がぶれにくいようにISOをあげた」のが
大失敗を引き起こしましたw
なんと初心者らしい失敗!!
実際、その瞬間にどれだけタイヤが回転していたかなんて
ドライバーのアクセルの開け加減が左右するので
どれくらいのシャッター速度にすればいいかなんて分かりませんが、
とにかくおいらは間違った方向に設定をしていたということです。
ISO 400 1/640
↑これもタイヤが止まっちゃってます。
アングルはいいのに惜しい・・・
*ちなみにほとんどの写真はトリミングしてます。
ISO 400 1/640
これは上と同じシャッタースピードなんですが、
黄色いクルマのタイヤは回ってます。
青い車のタイヤは回ってません。
たまたまアクセルを開けてタイヤが高回転の時だったのでしょう。
ですが、写真的にはピントが奥過ぎでしたw
どうせ液晶が見えない状況で撮影してますので
中央1点フォーカスにしてあります。
そもそもおいらは地上15cmのところにカメラを手で持って、
液晶画面をほとんど見えずにカンで撮影していますw
まあしょうがないですよ・・・
ISO 200 1/320
じつはシャッター速度は上のやつより倍遅いです。
それなのにこちらのほうがあまり回転ブレしてないのはやはりタイヤの回転が一定ではないからです。
ピントは悪くないのに惜しいな・・・
ISO 400 1/1300
ISO 400 1/1000
両方ともシャッター速度高すぎ、完全に置いてある車みたい。
ピント奥過ぎ大失敗。
ISO 160 1/500
ISOは低いのに自動シャッタースピードは高かった(;~_~)
↓ちょっと後ろが見切れてますが、
ISO 200 1/250
水平に撮ってないことで迫力を出しています。
シャッター速度も丁度いいくらいになってます。
動くものを撮るテクニックの1つとして
「流し撮り」
という、被写体は止めて背景を流す撮影術がありますが、
そもそもこの状況下ではそんなテクは使えませんw
そろそろまとめます。
たくさん撮ったわりにはロクな写真がありませんでしたw
でもそのかわり、
たくさんのことを学びましたよ。
写真趣味は失敗してもほとんど失うものがないのがいいですね。
失敗しても、なにがどうだめだったのがかが分かればいいんです!
失敗か成功かを見極めるのがまず第一。
失敗だったらなぜ失敗に終わったのかを考える。
理由が分かったら、どうすれば改善されるか考える。
次はそれを生かして写真を撮る。
これができれば結果は失敗でも
有意義だったとおいらは思います。
次は動く被写体相手でももう少しマシに撮れると思っています。